ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2013-03-22

超越 瑞々しさ 薄紅 タイルとモザイク

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルはかわいいね。


わたし解説者マサ子(仮名、38歳)もえらそうにネイルサロンのブログ書いてるくせに、まあ ネイルサロンのブログ書いてると見せかけて 俺様の俺様による俺様のための俺様語りをしているから、全くもって 所謂「流行のネイル」とか、「世間一般で遍く受容されるネイル」とか、「ミルキーピンクのもて☆かわネイル」とか、「キュートでポップでかわいいネイル」とか、そういう事に関する知見がないのね。知見が無いもんだから、もうそういうキャッチを考えようとしても、何か古臭くてとっちまげたキャッチになっちゃうのね。何かもっと気の利いた言い方あるよね。なんか、はっちゃんも「ゆるふわピンクのグラデーションネイル」とか、「もて甘スウィート 春の新人OL ☆フレンチネイル」みたいのもできるっぽいんだけど、噂に聞くだけで見た事ないしなあ。あたしもそういうのはっちゃんに頼まないしなあ。今度頼んではっちゃんのどぎもを抜いてみようかしら。

まあ、何が言いたいかって言うと、「薄ピンクの若々しくも瑞々しい女性らしいネイル」っていうのも、こういうネイルだったら、良いよね。

しかしだよ、そういや昔、中流階級のアメリカ人のご婦人2名(60代前半と80代前半)が日本に観光にいらっしゃるっていうんで、東京をご案内した事がある。そんで夜ご飯を食べに、サラリーマンが接待で使うようなお座敷のある和食屋さんみたいな所に行ったんだよね。アメリカのご婦人2名と私解説者マサ子(仮名、38歳)の3名は個室のお座敷に通されたんだけど、まあお座敷だからさ、襖を仕切ったその向こうでも宴席が持たれているわけで、その御宴席は、どうも社内の飲み会だったみたいで、社内の噂だとか、組織改編の事だとか、人事の事だとか、人の噂だとか、業績だとか、そういう所謂サラリーマンの5-6人の御宴席でご歓談されるような内容の もう何というの 何てことのない 十把一絡げのサラリーマン会話が盛んに繰り広げられており、それなりの盛り上がりの様相を呈している訳ね。まあ、私は母国語だし、内容も内容だし、対して興味も無くて、彼らのご歓談されている内容は、私の耳の左から右へ、右から左へ、煙のように流れて何の感銘も残さず、流れて行ってしまっていたんだけど、アメリカのご婦人は (盛り上がってるぽいけど 何を話しているんだろう・・)ってずっと気になっていたみたいなのね。

そこへきて、襖の向こうの隣席が全員満場一致で異口同音、同音異口

えぇ~~~~~~!!!!そうなんですかぁ~~~~~ いやーあ、それはそれは いやそうなんですよ うわ~~~ そうですかーー!うわうわ、す~ごいな うわっはっはあえw9q”Q)#(E 

みたいな 一際大きな歓声と感嘆と笑い声が大爆発したと思ったら アメリカのご婦人2名が耐えきれなくなったみたいで興味津々に

ねえねえ 今の 何って言ったの?

て 私に聞くからさ。私、答えたよ。

なんか・・ 社内の違う部署の誰とかさんの奥さんが26歳らしいです・・

言っててアホらしくなったというか 何というか、聞いたアメリカのご婦人2名も聞いたそばからアホらしくなったみたいで、襖のこちらは同音異口、異口同音、人種も国境も年齢も文化も言語も国籍も民族も超え、アメリカのご婦人2名(60代前半と80代前半)及びわたし解説者マサ子(仮名、38歳)は

男って もう、ほんっとう ばかねえ・・・ 

おそらく男は男でパンツが見えたとか今通り過ぎたお姉ちゃんのおっぱいがでかかったとか、そういったことで国境を越えて言語を超えて人種も国籍も超えて、盛り上がれるんだと思うんだけど、女は そんな男を見て、人種も国境も年齢も文化も言語も国籍も民族も超えて 

男って もう、ほんっとう ばかねえ・・

って 言うんだなーと 思った。曰く、ユニバーサル・プロブレム らしいです。

それでは。