a.m.s.恵比寿プレイスです。
こんにちわー。出た出た出たよ はっちゃんの歯と歯茎のネイルだよおっかさん。二重橋だよごりょんはん。てか冷静になってみると、歯とか歯茎というより口腔内ネイル。そういう分野があったのか。
しっかしさ、「カバ」っていうのは日本語だと実にカバな響きなんだけど、英語になるとヒポポタマスってかなりイメージとか響きが変わるよね。ギリシャの哲人になったかと思うよね。カバがヒポポタマスだちゅーのも、わたし解説者マサ子(仮名、37歳)が英語になったら、キャサリンとかになるくらいな響きの違いがある気がするけど、英語のネイティブの人からすると、ヒポポタマスっていうのは、カバな響きがすんのかね?
そんで、今をさかのぼる事23年。a long time ago in a galaxy, far, far away ・・ 時は西暦1989年。地球滅亡まであと10年だと思われていたあの日あの頃、俺は女子中学生だった。あれはオブチさんが「平成」って書いた額縁を掲げた年であり、ひばりちゃんが亡くなった年であり、「ソ連」がアフガニスタンから撤退した年であり、つまりランボーは「ランボー3~怒りのアフガン」であって、消費税が施行され、冷戦が終わった年だそうだ。古き良き時代ですよ叔父さん。てか、ウィキペディアって便利だよね。てか、今から考えるとすごい年だよね。そんでまあ、俺は女子中学生だったつーんだから、それもすごい。
今時の女子中学生もそういうことをしているのかどうか知らないけど、その頃の京浜地区の女子中学生の間では、「先生にわからないように言葉を暗号化して会話する」っていうのが流行ってたんだよね。つまり、「あ行」のあとには「ば」を割り当て、「い行」のあとには「び」を割り当て、「う行」のあとには「ぶ」を割り当て、「え行」のあとには「べ」を割り当て、「お行」のあとには「ぼ」を割り当てる。
[例文]
原文:不潔!おじさまは不潔よ。
暗号文:フブケベツブ! オボジビサバマバハバ フブケベツブヨボ。
女子中学生は14歳で脳味噌も柔らかですから、これをすらすら言葉交わすことができるわけです。
それはまあいい。当時の担任の先生が、技術家庭の「技術」の方の男の先生で、まあその、大変温厚な方だったんですけど、お顔がなんというか、そのカバ・・というかヒポポタマスによく似ていらして、まあその、思春期の少女ていうのは、(太宰治の)カチカチ山にも言われております通り、美少女であってもそうでなくても、残酷なもので、先生は そのう・・ 「カバ」って呼ばれてたのね。そんで、休み時間が終わっても皆席に着かないで、だらけ放題だらけて、そこらを歩き回って、ふざけまわって、しゃべくりまくって、哨戒兵が偵察に廊下に出て、先生が来ると、「先生が来たよーー!」とか、皆に知らしめるわけだよね。そんである日、暗号会話の流行も全盛の頃、ちょっぴり不良でいじわるの美少女のノコちゃん(仮名)が、廊下で授業にやってくる「カバ」と鉢合わせになったから、うわ!と思って、踵を返して、暗号で皆に「カバ」が来たことを知らしめるために、カバが来たよーー!って大声で伝令しようとしたら、
カバババガバカバ゙b?#?## あれ?
みたくなって、思いっきり 先生に向かってカバを連呼していたのを思い出した。
それでは。