ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2012-11-16

万華鏡 夢の続き 亀甲文様と幾何学

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日は最近流行の亀甲文様と幾何学だね。子供の頃の万華鏡みたいに、何も考えずに呆けて磨りガラスの向こうを見つめると、逆光の日光に透かされた亀甲や幾何学が、次々と夢のように現れて消えては現れる。


わたし解説者マサ子(仮名、37歳)は寝つきが悪いし、寝ている間も意識があることがあるし、朝起きた時も、時間や場所がわからない、なんてことはない。つまり、性格が悪い。わたしの隣の席に座っているかよちゃん(仮名)は、熟睡しすぎて、朝起きたときに、何曜日だかわからない事があるらしい。素晴らしいよね。朝起きたときに、いつだかわからないとか、寝たと思ったら次の瞬間朝だった、なんて、素晴らしい熟睡体験は、小学校の低学年以来無い。そんな風に熟睡する為に、マイケル・ジャクソンがついつい、主治医に毎晩全身麻酔みたいな事をしてもらって就寝していたっていう気持ちはよくわかる。

一方、わたし解説者マサ子(仮名、37歳)の母トメ子(仮名、63歳)は、寝つきが良い。30秒もしたらプハープハーと鼾をかいている。電車に乗って眠れば熟睡のあまり、起きたときに電車の中なのか自分の家なのかどこだかわからないほど熟睡し、バスに乗って眠れば熟睡し乗り過ごし2つ先の停留所から歩いて帰宅し、ちょっと昼寝するわ。っと言って15秒くらいでイビキをかき始め、15分もすると、あ~~よく寝たわー。とか言って起き出す。一方、うちの父ちゃんマサオ(仮名、63歳)は私と同じで、というか私が同じで寝つきが悪い。

そんなこんなで、今年の正月に海老名の親戚の家に行った訳なんだけど、鱈腹ご馳走になって帰宅する時の駅のホームで、父ちゃんと私と母ちゃんは、ベンチに三人腰かけて電車を待っていたわけだよ。三人とも、小さいからコロボックル一家がホームのベンチに腰かけて電車を待っている様子を思い浮かべてくれて結構です。まあそんなんで、鱈腹ご馳走になったもんで、お腹もいっぱいだし、電車はあと10分くらい来ないし、皆無言でベンチに腰かけていたんだけど、無言だったもんだから、目を離したすきに ちょっと 寝るわぁーとか言って母ちゃんが眠ってしもうた。完全に熟睡。父ちゃんと私は、電車が来るのを無言で待つ。5分過ぎ、7分過ぎ、9分過ぎ、さて10分が経過して、電車がゴゴゴゴゴーと音を立てながら、ホームに入ってくる。母ちゃんは目を覚まさない。

マ(娘):なんか ママ 起きないんだけど。

マ(父):・・もう ほっといたら?

ほっとくのもアレなんで、電車のドアが開いたので、ベンチで頭を垂れて完全に熟睡する母ちゃんに肘鉄を食らわしたところ もがもがと頭を挙げて、よだれをヒックとしゃくりあげ 母のたもうて曰く

・・ アレ ・もう 着いたの・・?

てか、まだ電車乗ってませんから。まだ、駅のホームですから。むしろ、あんた、どこに着いたのか教えてくれよ母ちゃん。

それでは。