こんにちはー。何か今日のネイルはすごいね。神経症的な不可解で恐ろしく甘味なリゼルグ酸ジエチルアミド的悪夢。
わたし解説者マサ子（仮名、37歳）はえらく寝つきが悪くて、性格も悪いので夢見も悪い。朝起きて、今日が何曜日かわからない、なんて事になるほど熟睡した事は小学生の時以来ないし、気が付いたら寝ていて気がついたら朝だったなんてことも、同じく小学生の時以来ない。翻って、わたし解説者マサ子（仮名、37歳）の母トメ子（仮名、63歳）は、睡眠の鬼と呼ばれて久しい。
布団に入って30秒もすれば鼾をかきだし、駅のベンチで寝ちゃって爆睡しちゃって、電車に乗った気になってたとかその手の話には事欠かないんだけど、驚いたのが、ある時やっぱり、電車でつい寝ていたんだそうだ。ガムを噛みながら電車に乗って、思いのほか座席がホカホカと暖かく、足元から魅惑的な暖房の温風が噴き出すもんだから、つい、こう寝てしまって、夢見心地になって、ホカホカと暖かい。魅惑の暖房。昼下がりの京浜東北線。2駅しか乗らないのだから、熟睡してしもうてはいかん。しかし、足元はホカホカと暖かく、昼の暖かい日差しが窓から差し込み、電車はさほど混んではいないが、座席はだいたい埋まっている。ああ・・ｸﾁｬｸﾁｬ（ガム） 熟睡してしまいそうだ いやていうかむしろもう熟睡しているのかもしれないが ｸﾁｬｸﾁｬ（ガム） ・・ ガムを飲み込んじゃいけないな。ううむ・。。 ホカホカ ｸﾁｬｸﾁｬ （ガム） ・・ ふう zzz ポカポヵ うむ。・・zz ﾋｯｸ ｸﾁｬｸ
ペッ！
つい意識が遠のいて、無意識のうちに、ガムを吐き出してしまったんだそうな。ちょっと口からこぼれてしまった、とかいった事故ではなく、寝ているのにもかかわらず、というか、寝ていたからかなのか知らないけど、覚醒時のように、あたかも道を歩いていてガムを道に勢いよく吐き捨てるように ペッ！っと、電車の通路に吐き出したそうな。で、吐き出した後に （・・ｱｯ！ｼﾓﾀ！）・・と 思って、急に目が覚めてもがもがと吐き出したガムを探していたら、一部始終を目の前に座っている大学生がずっと見ていたらしくて、呆然としていたそうな。そりゃ、電車の前の座席で熟睡していると思った人がいきなり勢いよくガム吐き出したら驚くよな。
それでは。
