ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2014-12-10

瀟洒のロココ式密教

a.m.s.恵比寿プレイスです。

あら 今日のネイルはステキだね。しかし 悩みどころは ロココ風なのかチベット密教風なのか 禅宗のお坊さんの袈裟的なやつなのか どっちの方面のステキなのか 迷うところがまたステキ。


あのさあ。

ポルチーニ。って茸あるじゃない。あれって どうなの。正味の所、素直な心で本音を聞かせてほしい。

私解説者マサ子(仮名、39歳)は 正直、よくわからないんだよね。みんな美味しいっていうから なんか 自分も美味しいって言わなきゃいけない気分になって 無理して食べてるんじゃないか。っていう事に最近気がつき始めたんだよね。昔は おいしいもんだ。と信じていたので 実は正直に言うと ポルチーニは 美味しい。と まずい。の微妙な狭間なのだけれども この微妙な立ち位置というのは ふき。とか うど。みたいなもんであって 大人こそが その苦さの中にある繊細な香りと旨味と美味を感じられるのであって それがわからないのは 子供である。みたいな そういう 食べ物なので きっと 美味い。と言っておいたほうが良いのだろう。みたいな ぐらぐらした立ち位置の食べ物だった。

けどさ。よくよく考えてみりゃ 松茸はぎりぎり美味しいよ。でも あまり自信がない。ちょっと 臭いような気もする。美味しいって言う事になっているので まあ 美味しいけれども 諸手をあげて美味しいか?っていうわれると 微妙な気がしてこないでもない。しかし一方、椎茸は完全アウトね。あれ。アウト。あれだけは 絶対食べられる気がしない。あの臭いと食感は完全アウトなのね。でさ、ポルチーニってさ、見事に松茸と椎茸の中間に位置しているような気がするんだよね。そういう風に考えると、そもそも <美味しい(該当なし)  --  まあまあ美味しい(国産松茸) --- 普通(韓国産松茸)--- 少し微妙(中国産松茸) -- 食べられなくもない(ポルチーニ) --- 無理(椎茸)。>っていう 立ち位置になるわけで、そんなんだったら 無理して食べなくてもいいんじゃないかなー って 最近思い当たったんだよね。

トリュフに関しては また別途だ 別途。

それでは。