こにゃにゃちわー。いつものように解説者マサ子（仮名、37歳）です。これは餡子色の桜の新芽とかバナナの亀裂のネイルの親戚だね。なんか、赤青黄色の原色が使われているけど、ギリシャ神殿とかローマのコロッセウムとかみたいに、古代には輝く程白かった建物が時間が経って、白に月日が加わった色になって、ひび割れたみたいに見える。
ところで今年はオリンピックイヤーでしたっけ？あんましオリンピックは見ないからイーグルサムとカール・ルイスとフローレンス・ジョイナーの時代で止まってんだけど、個人的にはこぐまのミーシャ派です。わからないお嬢さん方は会社の先輩に聞いてみよう。オリンピックは見ないけど、さすがにワールドカップは見る。未だオフサイドはよく分からないもののアイ・ラブ・アルゼンチン。ワールドカップはアルゼンチン。苦節10年アルゼンチン。前に日本でワールドカップやった時以来、アルゼンチンが好きでね。バティ、クレスポキリゴンザレスオルテガアイマールサネッティ。その時会社で夜、アルゼンチン vs イングランド 因縁の決戦 とか言ってるから、じゃあまあ見てみるか。とか言って、会議室で同じ部の人と見始めたのね。どっちも応援しないで見るのもアレだから おまえ どっち応援する？俺どっちでもいいよ って言われたから、えーわかんないよーうーんじゃあベッキャムじゃない方。じゃあマサ子アルゼンチンな。俺イングランド。てことで、アルゼンチンを応援することになった。試合は確かベッキャムがPK？を決めて、イングランドが勝ったんだけど、もう記録に残るより記憶に残る、試合に負けて勝負に勝つアルゼンチンにもう心を鷲掴みにされてはや10年。
去年だかおととしだか、アルゼンチン代表が日本に来たよね。ところで、中国語でメッシって梅西だって知ってた？んでまあ、日本代表と試合して負けやがっ・・ じゃなくて、日本代表が勝利をおさめたと思うけど、その時、どうしてもアルゼンチン人のサポーターに混じってアルゼンチンを応援したくて、そうするにはどうしたらいいか色々考えたわけ。だいたい、ナショナルチームと一緒にサポーターが来たとしたら、どのあたりがアウェー席で、どのあたりに座って、どうやったらその席が取れるのか？そのためには在東京のアルゼンチン人を見つけなければならない。やっぱアルゼンチン料理のレストランとか行ったらアルゼンチン人がいるのかしら？とか思ったんだけど、そもそも東京にそんなにいっぱいアルゼンチン料理屋って無いのね。で、スタジアムに電話したら、アウェー席はそこのほれ緑に色が塗ってあるところです。くらいのそりゃ見りゃあわかるわ くらいの事した教えてくれないのね。あたしは、アルゼンチン人が踊り狂って歌い叫んで狂喜乱舞する所に入って一緒にアルゼンチンを応援したいの。わかる？
そんだから、解説者マサ子（仮名、37歳）勇気を振り絞ってアルゼンチン大使館に電話したよ。たぶん、そんなのわかりません。（大使館にそんな事で電話しないでください忙しいんですから）みたいに、すごく無愛想に電話を切られるんだろうなと思って、覚悟して電話したのね。そうしたら、ものすごーーーい、親切だった。これが日本の大使館や先進諸国の大国の大使館だったら、わかりかねます（ガチャン） そういった事にはお答えしかねます（ガチャン） みたいな感じなんじゃないかと思うけど、アルゼンチン大使館のお姉さんはそれこそすごく親切に、クラブチームだったら熱狂的なサポーターがいるからサポーターも一緒に来るけど、ナショナルチームはそんなに大挙してサポーターは来ないんじゃないかしら、とか、スタジアムには電話しましたか？とか、レストランは？とか、旅行代理店は電話されました？とか、すごく親切に教えてくれた。
見ず知らずの人にこんなに時間をかけて親切にしてくれて なんかもうよくわからないけど こ これが・・ ラテンの対応力か・・ とすごい感銘を受けたよね。お題目がサッカーだったからだろうか。あんなくだらない電話にあれだけ丁寧に対応してくれるなんて、いやあマサ子ますますアルゼンチンが好きになったよ。てまあ対応してくれたのは日本人の大使館職員（お姉さん）だけど。いやもうさすが人類史上最大のイケメン（チェ・ゲバラ）産地は違うね。お金と時間が許せばアルゼンチン行って日本通貨をばら撒いて参りたいと思っておりますのでお許しください。
それでは。
