ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2019-02-05

白い爪と赤い靴

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日は私解説者マサ子(仮名)のネイルだね。はっちゃんのところに行くのに遅刻しちゃって時間がなくって、ほぼほぼ一色塗り。


さて。

そういうわけで 最近は私解説者マサ子(仮名)も御年44歳。という大層な大年増であり、威嚇の上にも威嚇を心がけている。

半年くらい前までは普通にVANsのスリッポンで会社行ってたんだけど、最近は少し路線を変更してハイヒールを履いて会社に行っている。最初のうちは死ぬかと思った。歩けねえよ。竹馬に乗った生まれたての子鹿(当社比

みたいな状態で1週間くらい過ごしてたら、そこは昔取った杵柄。またハイヒールを履いてスタスタ。歩けるようになった。

ちゅーことはあれか。

私解説者マサ子(仮名)とて、44歳。

無駄に44歳ではない。

靴箱の奥底には10年くらい前に香港だかソウルだかに行ってバーゲンで3万円くらいで買ったルブタ☆ンやジ☆ミーチューの1足や2足隠し持っているのである。

そんで、たしかその豹柄のルブタ☆ンは2回くらい履いたけど あれ一体何なの。拷問なの?それとも私解説者マサ子(仮名)を纏足にでもしようっての?ていう痛さである。履いて立ち上がった瞬間から痛え。あの幅の狭さで痛くない日本人はいるのかよ。という痛さであり、たしか買ったは良いものの2回くらい履いてそのままお蔵入りになったものである。一度など、1日履いたら最後は一歩も歩けないかと思った。あれは靴ではなく、靴の形をした纏足生成用歩行器としか思えない。そして、サイズを0.5上げたところで、ル☆ブタン様が私解説者マサ子(仮名)の農村型豊穣の足の幅を受け入れて下さるようにも思えない。

なんだが 新しくルブタ☆ンを買うのはあほらしいので、とにかく、昔取った杵柄的な蔵の奥底に保管してあったルブタ☆ンを引っ張り出して 横幅をぎゅーっと手で引き延ばしに引き延ばして、気合いで履いてみたら以外と行ける。何回かつらさを我慢して会社に履いて行ったら何か普通にスタスタ。歩けるようになった。ついに私解説者マサ子(仮名)、豊穣農村型足幅をしてルブ☆タンを打ち負かしたのである。天晴 農村がパリに勝った瞬間である。

それでは。