ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2018-10-04

ダークマターと混乱

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルはタイムマシンの背景みたいにものすごい速さで時間がすすみつつも何か時間が寝食されているね。


さて。

景気の悪い話ではあるが 私解説者マサ子(仮名)などは折りに振れ加齢を感じる事がある。良く言うのが、目ぇ見えねえ。こないだなんか会社の人に マサ子ちゃん(仮名)、これ食べる?とか言って温泉饅頭一個頂いたんだが どこの温泉饅頭か見えなくて

あらあ〜 これどこの薄皮饅頭かしら〜

みたいな 近所あるいは親戚のおばさん的リアクションになるのは日常茶飯事である。

あと道楽の趣味が変わって来るよね。

私解説者マサ子(仮名)が最後に千葉のねずみ帝国に行ったのは24歳の時の事であり、その時はたしかまだねずみシー。はなかったから、私解説者マサ子(仮名)はまだ ねずみシー。には行った事がない。

それで、24歳の時にねずみ帝国に行ったら なんか楽しくないのな。その前に来た時は楽しかったのに、急に楽しくなくなっていた。小さい頃など、舞浜の駅に降りるとあとはもう駆け出すように、ねずみ帝国のゲートに向かったものだった。

それが、何か こう、奮い立たない。だから、奮い立たせるように わ〜楽しい〜とか無理矢理無理して奮い立ってみようと思ったのだが、結局奮い立つ事はなかった。それでその時、嗚呼。もうねずみ帝国は楽しくないんだな。って思った。それ以来、ねずみ帝国には行っていない。それでこないだ、めずらしく 歩いていたら丸の内の◯ビル。を通りかかったので、地下鉄に乗るわけだしちょっと◯ビルでも物色するか。と思って、コン☆ランショップをのぞいたんだよ。

したら 何も欲しくないんだよ。

何一つ、欲しくない。何も奮い立たない。

コ☆ンランショップと言えば、昔は何から何まで全部欲しいけど、値段も高いし買えないなあ。でも見るだけで楽しいなあ。

みたいな感じで、実際に何か買う時に至っては矯めつ眇めつ吟味したもんだが、それが何も欲しくない。何なのだろうかね。むしろそれだったら陶磁器作りの盛んな町に行って、地元の作家の登り竃で矯めつ眇めつ吟味して、歯磨きコップの一つでも買う方がよっぽど楽しいよね。何なのだろうかね。実録・こうして人は 焼き物市めぐりとか蕎麦打ちとかコーヒーのこだわり焙煎するようになる。的なもんなのかいね。ついにはオバサンを通り越して定年後のおっさんの200海里水域が水平線に見えるよ。

それでは。