ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2016-12-15

富士の高嶺に降る雪も

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルは かんざし的なものが書いてあるね。それとも あれかな。昭和のお祭りの縁日に林檎にシロップがかかったようなものが 売ってたものだけど あれかしら。にしても 黒い方は何なのかいね。



そういうわけで私解説者マサ子(仮名)は こないだ 着物を着る機会があったんだけど あれ 大変だよね。

着物を着る迄に何本の紐で縛りあげているのかわかったもんじゃない。

あとよくわかんないけど 何かタオルとか出てくるし。

まあ それは良いんだけど 紐で縛ってるから 何時間かたつと体痒くなってくるし 草履なんか履きなれないから指のマタとか超痛痒いし 後ろによっかかれないまま何時間も座ってると よくわからない気持ちになってくるし なんかとにかく 着物を着慣れないものだから 全身くまなく なんとなく どっか痛かったり 痒かったりするわけで さて這々の体で 着物を脱いで オーバーオールのジーンズにTシャツなんか着て くつろいでみて思うに。

あれ着て野球拳とか絶対できないよね。

と 私解説者マサ子(仮名)の母トメ子(仮名)に申し上げるてみると

トメ:何で 野球拳なのよ。

っていうから 

マ:ほらよく舞妓さんとかあんな体締め付けてあんな重いもの来て 野球拳なんかできるなーと思って。

ト:若いからよ。年増は後ろで座って三味線ひいてるじゃない。しかも鬘もかぶってないわよ。おばあさんの三味線弾いてる人とか。

とのことである。

まあ いずれにしても 私解説者マサ子(仮名)にしたって トメ子(仮名)にしたって 実際に舞妓さんが野球拳をしたのを見たわけでもなければ 年増の姐さんがじべたにぺったり座ってヅラもかぶらず三味線を弾いているのを見たわけでもないので 実に想像の世界の事ではあるのだけれども それにしたって 着物で野球拳は土台無理である。

にしても はっちゃんと私解説者マサ子(仮名)はだいたい話しが平行線を辿って 意見の一致を見る事はないんだけど 耳無し芳一の話しが好きであることと お座敷小唄が好きである事に冠しては 意見の一致を見るのであるのである。

それでは。