a.m.s.恵比寿プレイスです。
こんにちはー。今日のネイルは 白い煉瓦的な何かなのかしら。あるいは ベランダに敷き詰める板的な日曜大工品の数々。
私解説者マサ子(仮名)は その昔。というか 去年まで 世を忍ぶ仮の姿として 清く正しくも美しい質実剛健ものづくりメーカーに勤務していたのだけど アメリカの会社で ものづくりの本拠地がアメリカ西海岸故にいろいろと豪快であった。
なんか ちまちました ねじだとか Oリングだとか 一つ数円単位の 袋に30個入って数百円。みたいな部品があるわけだよ。なんてったって☆ものづくり。だからね。これって 日本の常識で言うとさ 一袋30個入りのねじ。なんだったら 一袋30個入っているわけで 29個だったり 31個だったりしたらクレームになるから ちゃんと数えて一袋30個入れるわけだよね。
そこは アメリカ西海岸。
どうしても 間違ってしまう。
まあ なんというの?29個とか30個とか31個なんて 誤差の範囲なわけだよね。細かい事は気にすんな。私解説者マサ子(仮名)も最後の方には そういう気がしてきてたよね。でもまあ 日本のお客さんというのは そういう事は許さないわけで 毎回毎回 ほれ29個だ いや31個だって やってたら そのうち アメリカ人もほとほと嫌気がさしてきたらしくて なんと
秤。すなわち <はかり制>を導入した。
いやー すごいよね。アメリカ人てすごい実践的だなー と感動したよね。もうね ねじはかり売りなのね。そうすると なんというの?はかり売りなだけあって また毎回個数が違うんだけど 更に アメリカ人てすごいなー と思ったのが 30個からずれる時は 31個とか32個とか とにかく 少なくならないように 30個以上で 送ってくるわけ。数えるのめんどい。→ 秤ではかっちゃえ。→ 誤差?→ 多めにしときゃいいっしょ。と言う 誠にドラスティック且つ実践的に 数々のクレームや生産性の諸課題が 根幹から解決する俺ナイスアイディア!的な 感じなんだろうけど あんた。わたしら肉屋か。という感じもしないでもない。でも 結局の所 多い分にはクレームにはならないので アメリカ人の勝利だったのかもしれないよね。革命的にして革新的な量り売りだよね。
それでは。