ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2015-06-01

古谷葉月のエロティシズムの証明

a.m.s.恵比寿プレイスです。

今日のネイルは 大層ステキだね。花の花弁にも 見えるし 何やらそれ的な女性の内臓にもみえるし つるり。と 美しくもエロティシズム満開で実に美しい。

しかしあれだ。

私解説者マサ子(仮名)は もう四十なんだけど そんなに、というか ほぼまったく 女性ホルモンの分泌にこだわりがある方じゃないし <女として現役か。>的な 概念にもこだわりはないけど それでも <老化。>を目の当たりにすると 面倒だなー。と思う。老化が悲しいのではなくて 今迄できた事ができなくなるのが 面倒なんだよね。人に頼まなきゃいけなくなるじゃん?こないだなんか ある朝突然 シャワーを浴びていたら ぎっくり腰みたいなものになって そっからあれですよ奥さん。服を来て病院に行くのに2時間かかったわけ。それで まあ そんなに重いぎっくり腰じゃなくて <すじちがえ。>みたいな レベルだったようなんだけども それでも マッサージに行くと こういうのを何度も繰り返すと本当にぎっくりになるから気をつけて下さいね。とか言われる。

私解説者マサ子(仮名)と言えば 体が丈夫なことだけが取り柄であって 夜中いっぱいかかって箱詰めをして 夜明けとともに引っ越して、引っ越した先でまた夜中いっぱいかかって 開梱する。みたいな 強行引っ越しを行った事もある。つまり だいたい2日寝ないで重い段ボールと格闘しているわけだね。あと 引っ越しの手伝いに呼ばれたら 一軒家いっぱいに足の踏み場も無いくらい 段ボールがそのまま開梱せずにおかれていて これらと格闘の結果、その日の晩には布団を敷いて寝れる状態まで もって行った事もある。あまたの 同年代が 重い段ボールにおじけづく中 私解説者マサ子(仮名)は 強靭な腰と怪力を発揮して 段ボールをぶんなげんばかりにして引っ越し整理ができる女だったのだけど もう今やあの 意味の分からない 怪力引っ越し整理力。も封印である。

腰が弱いもので・・・ とか 腰が痛いので・・

とか <○○が弱いから ××ができない。>とか <△△が痛いので○○ができない。>という事態が 自分の人生で発生するとはよもや思わなかったけど まあ 老化にともなってそういう事も起きるということだね。そういうわけで これからは 重いものは自分で持たないわけで 四十にして 箸より重いものは持たない主義を発動すると思わなかったし まさか 人に物を持ってもらう日が来ようとは思わなかった。

でも よくよく思い返してみると <計算が苦手だから飲み会のおつりの計算ができない。>は あったかもしれない。

それでは。