ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2015-04-29

古谷葉月の心理と違和感

a.m.s.恵比寿プレイスです。

今日のネイルは はっちゃんお得意の もわもわした抽象的な何かだね。ロールシャッハに枯れ葉色の金箔が付着したような感じなのかな。


私解説者マサ子(仮名)の小さい頃、たぶん小学校低学年の頃だね。家に 「こぼちゃん。」の漫画が一冊あった。なんでかは聞かないでくれ。誰も漫画読む趣味なんかないのに なぜか こぼちゃん。が一冊あってね。その中の4コマ漫画の一つに 忘れられないのがあってね。特に爆笑したとかそういうわけじゃないんだけど なぜか 頭にひっかかって残ってるんだと思うのね。

つまり・・

床屋の四コマ漫画でね。床屋のおやじさんが 気持ちよく眠っているスポーツ刈りの男性の ひげをあたっているときに なんか 手がすべって 誤って眉を片方剃って落としちゃうの。そんで 床屋のおやじさんは 考えて というか なんでそうなるのかわからないんだけど スポーツ刈りの男性のもう片方の眉も剃ってしまう。そんで 完全に両方とも眉無しにしてしまう。それで 新たに眉を造る。というわけで まずは 生え際を頭頂部くらいまで剃り上げるのだけど 生え際があったあたりに 眉毛分くらいだけ髪を残して剃るわけね。そうすると 元の眉は剃っちゃったから 無いんだけど、新たに髪の毛を利用して造った 眉が 元眉がついていた所より 5cmくらい上に出来るわけだ。そんで 目を覚ましたスポーツ刈りの男性が なんだか異様に高い位置にあるようにも思われる眉毛に微妙に違和感を感じて

はて・・?

みたいな 感じになる

という 四コマ漫画なのだけどね。なんで こんなことを 35年も経って覚えているのかさっぱりわからないんだけど これだけよく覚えているのだよね。まあ 実際 今の位置に眉毛がなくなって 生え際のあたりに眉毛が生えたら 微妙な違和感じゃすまないだろうけども。

時は経って更に 私解説者マサ子(仮名)が大学生だった頃 同じサークルに 松浦君(仮名)という 醤油顔の美少年がいてね。睫毛の長い色の白い、麻呂。みたいな雅で綺麗な顔をした美少年だったんだけど ある時 私解説者マサ子(仮名)の先輩が一緒に電車にのって ふと 座席に座っている 松浦君(仮名)を上から見下ろしたら なんか 違和感があるらしいのね。

じーっと 見ていて はたと気がついたのが 松浦君(仮名)はその濃く長い、1cm以上はあったであろう 睫毛を気にして 短ーく刈り揃えちゃったらしいんだよね。そんで なんか 睫毛が無い人。みたいになってるし 睫毛が全部同じ長さになってるし なんか すごく変で

ま 睫毛 どうしたの・・?

って 先輩が 尋ねたら 

切りました。

って 事だったらしい。睫毛なくなると すごく違和感があるらしいね。てか 切るくらいだったら よこせよ。って 思ったよね。

それでは。