a.m.s.恵比寿プレイスです。
こんにちはー。なんか今日のネイルは 香港とか台湾に行って 道教なのか仏教なのかよくわからないけど 現地のお寺に行くと 長いお香が焚いてあって お寺の参道とかに占い師とかの人がいるけど ああいう中華的占星術、香港魔窟編。な感じなのかしら。
さて。
私解説者マサ子(仮名)は 割と目に見えないものも真じるタチであり 占いも良い事は信じてみる方向性。を支持している。東洋占星術はよくわかんないけど 西洋占星術は あれは 何かしらの意味があるような 気がして たまに 見てもらう 占い師の人がいるんだけどさ 師曰く。3年後くらいに 本来の自分の方向が実現する。らしい。
まじ?
それは大変なことだ。
私解説者マサ子(仮名)はさ 世を忍ぶ仮の姿なのか 何なのかずーっとサラリーマンをやっているわけであるんだけど そもそも 元をただせば 最終学歴:中卒。であり 十代の頃は 自分でも <世の中の大人というものは だいたいが きっと 都心のインテリジェント高層ビル。みたいなところで IDバッチをぶらさげて スーツを着て働くのだろうけども 自分は きっと 大人になったら (売れない)ミュージシャン。とか (売れない)画家。とか (売れない)劇団員。とか (売れない)イラストレーター。とか (売れない)ライター。とか そういうあんまり儲かっていない個人事業主的なものになるんだろうな〜。> と 当然のように信じて疑っていなかった。そんで あれだ。半年働いて 少しお金が溜まったら アフガニスタンとか ソマリアとかに 半年井戸を掘りに行く。ラブアンドピース的な。とか 思っていて (儲かっていない)個人事業主的な何かになるという 方向性を疑った事もなかったし 普通にしてれば そうなるんだと 思ってたけど 何の因果か全くもって よくわからないんだけど 都心のインテリジェント高層ビルでIDバッチを胸にぶらさげてスーツを着て働いている大人と言えば聞こえは良いがまあ平たく言うと 蟹工船乗務員的サラリーマンである。とはこれいかに。人の人生の数奇な運命的なやつだろうか。いや 違うね。
つまり あれだ。
今にして思うと(儲かっていない)個人事業主。になる方がよっぽど 大変なのであって あれは 自然にしてりゃあ 誰でもなれるもんじゃなくて よっぽど努力が必要なわけだね。
でもさ?私解説者マサ子(仮名)の輝かしい 最終学歴:中卒。という マイナー系王道学歴を以てすれば だまっていりゃあ 普通にしていりゃあ (儲かっていない)個人事業主。的な何かに なれようものなのに、つまりその 開成高校や 灘高校の生徒が大概普通にしてりゃ 東大に行くように 最終学歴:中卒。ならば きっと (売れない)劇団員以下略。とかになって お金をためて アフガニスタンで井戸掘りとかする 王道路線に乗れた物を 何をどこでどう人生の歯車が狂ったのか かみあったのか嗚呼サラリーマン女工哀史的蟹工船。これもうね ほぼ約束されたも同然の輝かしい未来が 何らかの理由により実現しなかったという 意味においては 開成高校行ったけど東大に行っていない とか 東大の理3に行ったのに 医者になっていない とか ミスソフィアなのに女子アナになっていない みたいな レベルをはるかに 凌駕していると思うの。
即ち 私解説者マサ子(仮名)は 落ちこぼれなのではないか。
しかも これ どっちの世界でも落ちこぼれ。じゃね?
と言う事に 何年か前に はたと気がついて てまあ そもそも気がつくの遅いんだけどさ
(嗚呼 なぜ自分は売れない劇団員や売れないイラストレーターではなく なぜソマリアで小学校の井戸を掘っておらず 都会のコンクリートジャングルでサラリーマン蟹工船乗組員であるのか・・?どこで人生の歯車が狂ったのか噛み合ったのかどっちなんだ?)
という 人生の深淵なる意義を問いつめる自分探しの心の旅人。的疑問を ふと 感じる事があり これを 「井戸掘りコンプレックス。」と 呼び 私解説者マサ子(仮名)の友人の間では ほらマサ子(仮名)ちゃんは井戸掘りコンプレックスがあるでしょう?、と このように 慣れ親しまれているのである。まあ あれだ。ピーターパンシンドローム。とか そういったようなもんかね。
しかし あれだ。問題はだ。冒頭に戻って 占い師の方が言うように 3年後くらいに 本来の自分の方向が実現する。のであれば 私解説者マサ子(仮名)は3年後 ついに (儲かっていない)個人事業主となり インドの女学校で井戸を掘り始めるのだろうかしら。
うむ。
それでは。