ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2015-03-13

紙切り虫の未明

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルは 青の時代なんだけど 何か不安を煽る丸い線が書いてあって 虫の触覚ぽくもある。


私解説者マサ子(仮名)の 3歳の時からの親友に ヨシ子ちゃん(仮名)がおられる。ヨシ子ちゃんは 虫という虫が苦手でね。雲霞というのか 蚊柱というのか とにかく夏の夕方とかに 街路樹の脇とかに 蚊なような そうでないような 得体の知れない羽虫がむんむん飛んでいると必ずそこは避ける。普通避けるか。私解説者マサ子(仮名)はあんまり 気にならないので そのまま突っ切る。あと ヨシ子ちゃん(仮名)は 男のお子さんが二人いるのにもかかわらず 蝉やカブトムシやクワガタの類いもだめらしい。コオロギもカマドウマもだめだろうし アシタカ軍曹。なんて もっての他だし 家庭内にたまに出没する Gで始まる害虫に至っては Gで始まる・・ と言っただけで 不快感を表明なさる。私解説者マサ子(仮名)は それらの 節足系?というか 甲殻系というか そういうのは 割と大丈夫な方で Gで始まるやつだって ものともせず正面から対峙して 対決して 完膚なきまでに叩きのめしてやる事ができるのである。その代わりあれだね あのう。ニョロリ。としたのは 例外無く本当にだめだね。たまに野菜なんかにニョロリ。とついていると もうほんと 一生野菜なんか食べない!それか 農薬まみれの野菜食べて体悪くしてやる!!って憤慨するもん。まあ そんな こんなであれだ。ヨシ子ちゃん(仮名)が 昔 長野で一人暮らしをしていた時に 夜 なんと カミキリムシ。が 許可無く ヨシ子ちゃん(仮名)の部屋に 入室してきたことがあるそうな。泡を吹いて卒倒しそうになった ヨシ子ちゃん(仮名)は 掃除機を持ち出して カミキリムシを吸い込むというプランをたて 掃除機を持って カミキリムシと格闘してたらしいんだけど

あいつら キチキチキチキチキチキチ・・ って言うんだよー!

って もう 15年近く前の話だと思うんだけど 自分の歯を キチキチキチ・・・と 言わせて カミキリムシの真似をして憤慨しておられた。そんで なんで そんなに時間がかかるのか よくわからないんだけど カミキリムシをようやっと掃除機に吸い込んだ時には 真夜中も過ぎて夜更けも近い・・ みたいな時間になっていたらしい。

ていうかさ いつもこの 虫嫌いの方の <とりあえず掃除機に吸い込む>っていうプランを聞くとさ 

(そ!れ!で!い!い!ん!か!い!!)

って 心の底からつっこむよね。だって 何も根本解決になってなくない?紙パックを出す時には又対峙しなければ行けないわけだし 掃除機の中にそんな嫌いなもんがいるって 考えただけで 部屋に掃除機があるのもいやだし またそいつが紙パックの中にはいったままで 掃除をする。っていうのも変だと思うけど この 虫嫌いの人の <とりあえず吸い込む。>っていう プランを聞く度に まあ あたしも臭いものにとりあえず蓋。をする事はあるし こんなもんなのかなあ。と思うよね。

それでは。