a.m.s.恵比寿プレイスです。
こんにちはー。これはいわゆる一つの幾何学ネイルってやつなのか?幾何学の部分は計画的に一分一秒の狂いもなくひかれた鉄道のダイヤにも見える。
ところでさ、私解説者マサ子(仮名、38歳)は世を忍ぶ仮の姿が、なぜかどうしてなぜ故にか、古式ゆかしく美しくも「メーカー勤務サラリーマン」なんだけど、サラリーマンしてると 「業者さんと会議」とかあんじゃん?そうすっとさ、保険屋とかコンサルの人とかってさ 若ければ若いほど 「スケジュール感」って言葉を使うよね。一例をあげると;
マ:そんで これ 結局いつまでにどうすんすか?
コ(んさる):ハイ エー そこでマア ざっくりとしたスケジュール感なんですがー ご本社様などとの御調整があるか思いますのでー以下割愛
あれ、何なの?スケジュールとスケジュール感は違うの?それとも、この「感」じゃなくてまさかとは思うけど、「大局観」の「観」なのか?まさかあねえ。将棋の名人とか戦国武将とか大企業の経営者じゃあるまいしお前さんが出しとるのはただの工程表ではないか。しかもその工程ですら不確実なものではないか。そうすっとやっぱり、スケジュール観ではなく、スケジュール感なんだと思うけど、ここで語尾に「感」」をつけて何かぼかす必要ってあんのかね?男ならはっきりと工程を断言せんか。てか いっその事、スケジュール的には って言ってくれた方がまだぼかしてるのがわかって許せるのは世代間格差なんだろうかね?おばちゃん「スケジュール的」は理解できるけど「スケジュール感」は理解できないよ。それともあれ?「りんごジュースのほうでよろしかったでしょうか?」みたいなよくわかんないボカシの親戚なのかね?りんごジュースのほう。ほうって。どこよ。右?左?現在?過去?未来?あの人にあったなら?もう過去も未来も現在も、目的語すら不明の、文章自体がプラスチックの現代的なアルカイックスマイルを浮かべた不気味幽玄文章。かみしめたい日本語。ところで、例の「わたしとかってーコーヒーとかー好きじゃないですかー。」てのは、(あなたは当然の事ながら、わたくしがコーヒーを好きなのはご存じかとは思いますが、念のため申し上げておきますと、やはりコーヒーが好きなのですが。)っていう前置きなんだっけ?
それでは。