ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2013-06-07

顔のない春のグロかわ 恩賜公園とパンダ

a.m.s.恵比寿プレイスです。

今日のネイルはダークサイドのキャラクターが描いてあるのかな?パンダと兎とスクリーム的カオナシ。バイキンなのかえへん虫もいる。



ところで、若いお嬢さん方の世代になるどどうなのか知らないけど、私解説者マサ子(仮名、38歳)くらいになると、喉がいがいがする時に喉に巣食っているのは「えへん虫」なのよ。「えへん虫」の見た目は丁度、このネイルの薬指にかいてあるようなイガグリ状のアメーバのような形態の架空の虫で、いかにも喉にささったら悪さをしそうで、痛そうな感じがする見た目の虫なのね。何ののど薬のコマーシャルか忘れちゃったけど、おそらくある一定の年齢以上の日本人なら全員、「えへん虫」の見た目を知っているし、この的を得て適切にして的確な、のどがいがいがする症状の事を「えへん虫」と言えば、皆が皆、(ああそうか えへん虫なのか そりゃあ ガラガラしてんなー)と納得するわけで、この喉を痛くする架空の「えへん虫」を創造した広告代理店の人は本当にすごいと思うよね。一方で、パンダつったら、カンカンとランランなわけだよ。実際の所、今wikipediaを調べたところによると、時代考証的には、私が小さい頃上野動物園で見たパンダはカンカンとランランではなくて何か別のパンダだったみたいだけど、私はあれがカンカンとランランだったと信じて疑わないし、実際問題、カンカンとランラン以外のパンダの名前は知らない。ですので、あの暖かい春の日に母ちゃんが弁当を作ってくれて、親戚のレイ子ちゃん(仮名)と上野動物園に行って、パンダ風船を買ってもらったりしたあのパンダは、カンカンとランランだっていうことにしているんだけど、ショッキングピンクのパンダ風船は、すぐ空気が抜けてひしゃげて一抹のというより盛大な不気味さを漂わせ今でいうところの きもかわ とか グロかわ ていうか 完全に狂気のパンダ風船になったよね。

それでは。