ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2016-01-20

アフリカと長唄の黎明

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のこのネイルは実にアフリカの布ぽくもあり コンテンポラリー的な柄にも見えてとてもステキだね。


私解説者マサ子(仮名)は趣味で声楽をやっているんだよね。声楽って西洋音楽のヴォーカルの基礎だから 声楽さえやっておけば 何でも歌えるようになるに違いない。と思って初めて早10年近くになるんじゃないかと思うけど 何一つとして一向に歌えない。むしろ 何でも歌えるんじゃないかなんていう状態になるためには 寿命が300年くらいあって声帯も若いまま300年くらい維持できるのなら 何となく何とかなるかもしれないけど 少なくとも私解説者マサ子(仮名)の人生においては 少しはまともに声楽が歌えたらいいな。くらいになれば上出来というもんであって やはり伝統芸能というのは奥が深く一朝一夕には上達しないし人が一生分くらいの長い時間をかけて研鑽していくもんなんだなーと思いを新たにするわけなんだけど。

なんだけどさ

西洋音楽とは言えさ 伝統芸能だからさ たまに長唄のお師匠さんの所に弟子入りしたのか。みたいな様相を呈する事があって 

 テ はい 

 t・ 

違う。  


 テt  

違います  テ 


 c


違う。


みたいな事を延々小一時間やっていると よく浪曲の稽古とかこんな風になってるよな〜 と 思うよね。実際にはイタリア古典の流麗なバロック調のメロディーの二小節なんだけど 結局のところ 伝統芸能の教え方。っていうのは最終的には 長唄のお師匠さん的なものに帰着するんだろうかね。

それでは。