ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2014-06-20

仮庵の庵 一卵性と二卵性の双生児

a.m.s.恵比寿プレイスです。

今日は顔のネイルだね。似た風の人々が描いてある。



ところで 私解説者マサ子(仮名、39歳)の おとうちゃん たけし(仮名、66歳)は 一卵性双生児、つまり 双子ちゃんであらせられる。しかも 半端ない一卵性双生児なので 顔から背格好から性格から 当然ながら遺伝疾患の類まで 似ているんだけど 驚くのは 同じような所に同じような怪我をしているのも 一卵性故なんだろうか。まあ そんなわけで 私解説者マサ子(仮名、39歳)には 父の顔をして 父と同じような性格をした人が この世に二人いるってことであって 中々 おもしろい風でもある。おとうちゃん 1号(本物)と おとうちゃん2号(本物ってわけでもない) にしてみれば 私よりも おもしろい風なのかもしれない。


しかし よく 世の中には自分と似た人間が3人いる。って言うじゃない?一卵性双生児である 父と叔父は おそらく お互い以上に似ている人を この世で発見する事はなかなか難しいんじゃないかと 思うけど 私は発見したよ。何年か前に アメリカの西海岸に用事があって 私解説者マサ子(仮名、39歳)は 新東京国際空港から9時間のフライトの後 ロサンゼルス国際空港に到着し カラカラに乾燥した空気とアメリカ特有の例の匂いを吸い込みながら 空港内を歩いてさて 税関に到着して どこのレーンが一番空いているかな と ざっと見渡して

(アッ!!!)

と 心の中で 大声をあげたよね。

おとうちゃんがいる・・・。あいたかったよ おっとつぁん 海の彼方の異国の彼方・・

てか おじさんなのか?

いやまあ どっちでも 同じだから どっちでも いいんだけど 税関の入国審査のレーンには パスポートをチェックしたり 瞳の光彩をスキャンしたりする係りの税関の審査官の人が座っているよね。そこに ベトナム系なのか 中国系なのか 韓国系なのかよくわからないんだけど <シンさん。(仮名)>のバッチを付けた税関審査官が座ってたんだけど もしかして うちのおとうちゃんや おじさんは 双子ではなく 三つ子ちゃんだったのではないか?と 思われるくらい うちの おとうちゃんやおじさんに そっくりであらせられた。東アジア的一卵性三つ子の魂西海岸 椰子の木陰の露に濡れつつ。若しくは秋の夕暮。

それでは。