a.m.s.恵比寿プレイスです。
こんにちはー。今日のネイルはメキシコ的あるいは なんだか中米的乾燥地帯のカトリックの聖母マリア的民族風ネイルなのか。
わたし解説者マサ子(仮名、38歳)は 生まれも育ちも京浜地区、家系をどのようにどうやって辿っても、世が世であってもどうであっても 親の親のそのまた親も、「北日本の農家」であるわけで、農村文化に馴染みはあっても キリスト教文化に馴染みはない。んだけど、何をどう間違ったのか 小さい頃に 誰か区議会議員先生のコネだか何だか 知らないけど 近所の高級住宅地っぽい高台にある、緑豊かな「キリスト教・プロテスタント式の教育を施す私立幼稚園」に入園したのか させられたのか してしまったので
エスさまー さようなら せんせい さようならー みなさん さようならー
とか言って エス様に お祈りをあげたりする 幼稚園の3年間を送っていたわけね。しかし 人間つーのは 幼稚園生であろうと 38歳になろうと そう根幹は変わるもんではなく やっぱり 「もてない系」の幼稚園児だったから、ピンクの服より青い服を好み、スカートよりズボンを好み、お人形遊びやおままごとより プラレールとヤッターマンにうつつを抜かしてたんだけど 何をどう運命の歯車が狂ったのか噛み合ったのか わかんないんだけど キリスト教式幼稚園の年間行事における最大のイベントである 「クリスマス会」の「聖誕劇」の主役である 「聖母マリア」の主役に抜擢されたのである。てか、むしろ 単にじゃんけんに勝ったんだけど、理由はどうあれ 畏れ多くも畏くも モテや母性や女性らしさとは その当時から無縁であった 私解説者マサ子(仮名、38歳 当時4歳)が 聖母マリアを演じることになって これ 思い返してみるに この時が人生最大の山場だったんじゃないか?だって 聖母マリアだよ?マドンナだよ?マドンナの家元だよね。「学園生活のマドンナ」とか、「マドンナたちのララバイ」とか、「寅さんと名女優演じるマドンナ」とか そういう 例えじゃなくて、マドンナそのものだからね。元祖にして家元。聖母マリアを主役で演じるなんて そうそうあることじゃないと思うし この先の人生でまた聖母マリアを演じる事があるとは思えないよね。これって 聖母の中の聖母を演じているわけで、アイドル歌手とアニメ美少女の元祖であるクリーミーマミとか、プリンセスの家元であるマリーアントワネットとか、金髪美人女優の元締めである マリリンモンローとかが主役であるところの映画とか舞台の 主演女優であるに等しいわけだから 所謂一つの 「き・れ・い・ど・こ・ろ・。」(←おもてなし)なわけで、どうも返す返すも あそこで 人生のきれいどころ運を使い切っている気がする。そんで 悪あがきで必ず集合写真撮ると真ん中で映る性質になってしもうたんだろうか。
それでは。