a.m.s.恵比寿プレイスです。
こんにちはー。今日のネイルは ギリシャ・ローマ風でかっこいいね。オリーブの王冠とか月桂冠に見える。猛獣との戦いに勝利した剣闘士が頭に被る勝利の王冠。
ところで 私解説者マサ子(仮名、38歳)は 生まれも育ちも京浜地区、先祖祖先代々どのように遡っても仏教徒なんだけど なぜか キリスト教式幼稚園に言ってたんだよね。そんで、クリスマスの時期になると 「聖誕劇」つーのがあって 何だかよく覚えていないんだけど <受胎告知からキリスト生誕までの物語>を幼稚園児が演じるわけだよね。で、良いか よく聞け。わたし解説者マサ子(仮名、38歳)は なんと そこで 主役であるところの「マリア様」を 演じたわけなんだけど それを イタリア語のロベルト先生(仮名、40歳)に 言ったら 笑いがこらえきれなかったようで 「ええー あなた マリア様やったの?ププ」って笑われたんだけど 何なのあれ。なんか文句あっか。で、先生は 何で「宿屋の主人」が出てくるのかはわかんないんだけど とにかく 「宿屋の主人」の役(セリフなし)だったらしい。そんで、まあ時は流れ その私の行っていた幼稚園に私の友人のご子息が入園されたんだけど、幼稚園では 35年前と同じように クリスマスの時期には変わらず 「聖誕劇」をやってるらしいんだね。そんで、何でそんな役が出てくるのかよく前後の流れがつかめないんだけど、友人のご子息は
「アウグスト皇帝の伝令の役」であり、「アウグスト皇帝の命令」を人民に伝える 勇ましい兵士の役柄であるらしい。即ち、歌に替えたセリフがあって その歌を歌うことによって、「アウグスト皇帝の命令」を人民に勅旨する。曰く;
♪ あ~う、 ぐっとー こぉーてぇーのーー、、うぇーいうぇーい だーーーー
(訳:♪ アウグスト皇帝の命令だ!)
もう 死ぬかと思った。っていうか ひっくり返るかと思ったっていうか ひっくり返った。新婚さんいらっしゃいの文枝師匠だったら間違えなく 椅子から転げ落ちている。しかし うぇいうぇいだ!って言われましても。新しく来日した上野のパンダか何かなのかと。たぶん 3歳児の耳は 「○○の、○○だ。」という 文章の骨格であるS+V的なものは拾っているんだけど 「アウグスト皇帝」とか、「命令」は おそらく 私が全く意味のわからないフランス語とかの歌を耳で拾ってそのまま口で再現しろ。って言われているようなものらしく、アウグスト皇帝は あうぐっとこーてー となり、命令は うぇいうぇい と化す。しかし とにかく、「命令」という この上なく 厳粛で官僚的で男性的且つ民を制圧するような その言葉が 「うぇいうぇい」あるいは「ウェイウェイ」となるっていうのは 誠に好ましく、命令されたら腹が立つけど うぇいうぇい なら むしろやってみようかな。っていう気になる。業務うぇいうぇい とか、改善うぇいうぇいとか を うぇいうぇい口調で うぇいうぇいするわけだよね。うぇいうぇい。
それでは。