ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2013-10-18

菊の華 蜘蛛の巣と露 食虫捕食者

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルは一見かわいいフリして 蜘蛛の巣なのか、菊の華なのか。


私解説者マサ子(仮名、38歳)は 芋虫や毛虫などの 這いずり回る虫はダメだけど、それ以外なら割となんでも大丈夫なんだけど やっぱり 蜘蛛はちょっと怖いよね。風呂場とかに出没して えらい速さで走り回るタイプの大きくて茶色い蜘蛛は さすがにあわてるよね。あいつ、アシダカグモと言うの?益虫だから殺生してはならんのは、百も承知なんだけど あいつの殺生の仕方、ご存じ?お湯をかけるのよ。フフフ・・。よく実家の風呂場が庭に面してたから 出没してたんだけど、殺虫剤なんか、効かないし、スリッパなんかで叩き落とすのは土台無理だし、一旦あいつが出没したら逃げ惑うのみだったんだけど こっちが逃げ惑えば逃げ惑うほどあいつも えらい速さで動き回るし、もう。今日はお風呂なし。入らない。みたいな 事になる。ある時、あのお方には 「お湯をかければ宜しい」と知って以来、対峙/退治できるようになったんだけど あのお方たちは、本当は退治しちゃいけないんだよね。で、一方ところで、庭の木から木に 巣を張って そこにじっとしている タイプの派手な色の蜘蛛は動かないっていうせいもあるのかもしれないけど、この上なく美しいよね。女郎蜘蛛というの?名前からしてステキだよね。あのお方は、巣を張ってるってことは 何かこうひっかかる昆虫とかを捕食する目的で巣を張ってるんだと思うけど、ああいう <獲物がひっかかるのを待つタイプの捕食者>って、見た目が明らかに 怪しいというか 何か企んでる系の方々が多いよね。死の臭いを放つ世界最大の食虫植物、ラフレシアを筆頭とした、各種食虫植物なんか 見たからに こりゃ絶対近づかない方がいいだろう、っていう具合の グロテスクさを醸し出しているし、あんなん、近づいたら絶対 袋の中に沈められたり、不気味に開いた口の牙で絡め捕られたりするに違いないって思われる。もう、わたし、捕食しますから。っていう フラグが立ってるよね。蟻地獄とかみたいに 何のフラグが立ってない隠れ捕食者なんかよりも ずっと清々しいような気がするよね。

それでは。