ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2014-01-20

カオスの新宿 書画 合体と融合

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルは 新と旧が融合しているね。西洋のカリグラフィーと東洋のカリグラフィーの合体。

わたし解説者マサ子(仮名、39歳)は 前は 何で日本て景観保全しないのかなー どうして 古い建物ととか町並みとかがんがん 壊しちゃうのかなー って 思ってたけど 最近は どっちでも 良いかな。って 思うよね。すっごい 新しい街並みと 昔からの町並みが融合して無理やり共存している風景を見ると東京ぽいなーと思うよね。新橋の烏森のスナック街のネオンの背景が汐留の高層摩天楼だったり するような 近未来的昭和風の町並みって 世界のどこにもない東京ならではの風景だと思うしねえ。あそこはぜひ 東京オリンピックに備えて 景観保全地域にして 外国人のツーリストの皆さんに サイバーレトロカオスなアジアの町並みをエンジョイしてもらいたいもんだよね。最近じゃゴールデン街なんかも 外国人ツーリストがいっぱい来ているらしいし キッチュでポップでプラスチックでカオスなアジアの街並みに ホテル街のネオンが怪しく輝く渋谷なんかも とても 外国人ツーリストが多い。みんな パトレイバーとか攻殻機動隊とか見すぎなんじゃないかと思うけど どうなんだろう。わたし解説者マサ子(仮名、39歳)とかが 例えば通貨価値が1/10くらいの国に遊びに行くと 驚くのが 現地の商店街みたいのを歩くと その土地の流行歌と思われるものが 木の電信柱に備え付けられたスピーカーから 大爆音で流されているんだよね。日本の下町の商店街で <1月なら琴の「春の海」が流れ 3月ならひな祭りの童謡が流れる。>とか そういう可愛らしいもんじゃなくて とにかく大爆音で 踊るマハラジャ。みたいな 目下大流行中の歌謡曲と思しき楽曲が 行きかう人々向けなのかそうでないのか とにかく 大音量で流されている。って うちの お母ちゃん トメ子(仮名、65歳)に 言ってみたら

日本だって 昔 そうだったわよ。

って 言われて驚いた。昔、すなわち 70年代の前半に新宿の駅の東口とか南口を降ると 藤圭子の新宿の女が 大爆音で流れていたそうな。んで それ 誰が流してるの?って 言ったら 知らないわよ。とにかく 流れてんのよ。って 言われた。またそんな 大味な。まあ とにかく 誰かが親切でなのか 何なのか スピーカーを持って来て設置して 目下大流行中の 新宿の女 を 大爆音で流しているらしい。でも 誰も うるさい とか 文句を言うわけでもなく とにかく 流行ってんだし 新宿なんだし 大爆音で新宿の女流して 当然だろう。って 雰囲気だったってことかしら。今考えるとすごいカオスだと思うんだけど。

それでは。