ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2011-10-26

Girls Girls Girls アイラブ・ニッキー、妄想の具現化と25年の喜びも悲しみも幾年月

a.m.s.恵比寿プレイスです。

このネイルは、SPURに掲載された「ダーガーの女の子いっぱい」をサロンでやるとこんな感じですのネイルかと思います。


親指アップ。

元ネタのSPURの撮影用チップだとこういう感じ。



あのなんというの?「ガールズ・トーク」って言葉あるよね。よくわかんないけど、女って小学生くらいから大きくなったら綺麗なお嫁さんになりたいだとか、中学生とか高校生ならヒロキ先輩素敵チョコでもあげて告白して付き合いたいとか、大学生なら卒業して就職して2-3年たったらカレと結婚してとか、そうじゃなくても絶対28歳までに結婚したいとか、でその暁にはああいうデザインのウェディングドレスを着てどこの婚約指輪で、招待客は誰で、ぜひ母校のクルトゥルハイム聖堂で結婚式をやって、披露宴はどこそこのフレンチレストランを貸切にして、新婚旅行はタヒチに行って、田園都市線沿線に住んで子供は何人とか色々な妄想を膨らませて、時には下ネタに転ぶことはあっても多かれ少なかれ、そういう「異性との交遊やその終着点と想定される結婚」みたいなことを女同士でそれこそ小さいころから話し合って妄想してきたわけだよね。人の思いは実現可能な範囲で発酵して現実になるので、そういう幼少の頃からの日々の思いや語らいの積み重ねの結果、さてはみなさん結婚されてるわけなのだな?ということに気が付いたのが30歳くらいの頃だった。遅い。気が付くの遅かったよね。なんか、そういやみんな休み時間とか、放課後とか、そういう話してた気もするよね。

そんで、その事に気が付いた30歳当時のあたしは、じゃああたし今まで全然そういう妄想してなかったってことは、みんなが妄想の具現化に25年かかったんだったら、あたしこれから妄想しても結婚すんの25年後じゃん。

とその時思い当ったんだけど、思っただけで、その後ほかにもっと妄想することがあって忙しくてその件については、やっぱり全然妄想してないので、日々是婚期が遅うなっています。ほんならじゃあ、その代わり、みんなが子供とか春期発動期の頃、彼氏や素敵なお嫁さんや先輩やウェディングドレスを妄想してた当時にあたしがしてた妄想の一つでも具現化したかつったらそれはしないんだよね。不公平だよね。

それでは。