ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2021-11-29

適切性の記憶

 a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルはレプタイル的な爬虫類なのかな?


それにしては色が元旦元日な日の丸的な丹頂鶴の配色だよね。

しかし世を偲ぶ仮の姿として清く正しい労働者諸君にして同志のネイル解説者のわたしはずっと外資系企業に勤務しているのだが、外資系といっても色々あって今の外資系企業はあまり英語を使わない。だからすっこしは英語が喋れるようになった気になってたのに、なんか全然英語しゃべらないもんだから、どんどん忘れてしてしまう。

なんといっても生まれも育ちも京浜地区。産業道路で生湯を使い。であるわけであるからして、外国に駐在したことがあるわけでもなし、留学したことがあるわけでもなし、英語はひたすら暗記して覚えたんだよな。それで大学受験も近くなってくると、小難しそうな単語を暗記しだす。Controversial. Contradiction Compromise Commitment。

まあCだけじゃない。もうとにかく暗記だからさ、意味さえ覚えりゃいいんだよ。Aから。

Aからとにかく丸呑みして爬虫類がねずみでも飲み込むように頭から意味も考えず丸呑みする。

Apppropriate。

適切な。

とにかくappropriateがどんな文脈のどんな適切性で使われる言語であるかなんか、どうだっていいんだよ。受験に受かりゃあいいんだから。

と思ったその1-2年後だったろうか。

Relationship that was not appropriate

すなわち、大統領とミス・ルインスキーの不適切な関係。を大統領自身がそう呼んだのだが今となってはそのようなことがあったことを知っているのも若いお嬢さんではあるめえ。

が。このとき 生きた英語ってこういうことか。と思ったよね。そっから先 appropriateっていう言葉を仕事でも使うことがそりゃあるけどもさ 使うたびに

不適切な関係。

が 頭の片隅をよぎるどころではなく、不適切な関係で頭の中がいっぱいになるのはこれはどういった副作用なのであろうか。生きた英語も考えものであるのであるのであった。

それでは。