ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2014-05-23

道と路 百合と蔦の名門

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日は 百合の花が咲いてたり 蔦がからんだりしている 大きな門のある大豪邸に見える。なんか ロココな衣装やゴシックな内装や 召使いや執事や料理人や門番や庭師やその他たくさんの使用人が召し抱えられる大豪邸の門。


私解説者マサ子(仮名、39歳)は趣味で<クラシックの声楽>をやってんだね。そもそも ずーっと 歌が上手く歌えたらさぞ楽しいだろうなー。っていう思いがあってね。ニューヨークニューヨークとか大絶唱できたら楽しそうじゃん?で 歌が上手くなるには何を習えばいいのかな?って考えたわけ。極端な話さ?沖縄民謡を習って上手くなっても ニューヨークニューヨークが大絶唱できるか?つったら それは別問題だし、じゃあ ジャズを習って上手くなっても ハードロックを歌えるかつったらまたそれはそれで別の能力だし ソウルみたいの一生懸命練習して上手くなってもシャンソンが歌えるか?つったらそれはまた別の技術を必要とすると思われる。将来的に全ての歌を上手く歌えて 何を歌いたくなっても その技術でカバーできるもの。つったら それはやっぱり 古典。であって クラシックの声楽をやっておけば間違えない。そうすれば 将来 謡でも唸って 嫁いびりの一つでもする古典的な姑にもなれるだろうし 会社の宴会で浪曲でも絶唱して若い社員を困らせる 定年間近のお局独身女性社員になることもできるではないか。それにほら バンドとかやるんだったら やっぱし 俺やっぱ世代的にヴィンスニールの役がやりたいし そんで あわよくば ニューヨークニューヨークとか大絶唱したいし。そんで そういう大絶叫・大絶唱が出来なくなるお年頃になったらさ 謡でも唸って嫁を困らせたり 浪曲でも絶唱して若い社員を困らせれば良い。という もう素晴らしい人生プランなわけよ。で こないだ 自転車乗って 実家に帰る途中に 知らない商店街を通ってみたら 商店街に

山形武男(仮名)民謡道場。

っていう 民謡道場があってさ 何か毛筆の字体に縦書きで道場の名前が書いてある看板がかかっている。もう これはあれだよね 謡を唸って嫁を困らせたり 浪曲を絶唱して 会社の同僚を困らせたあげくには 道場破りですよ。ぜひ破りたい。80歳とか85歳になって まずは 近所の商店街の民謡道場の道場破りをして 町内老人クラブとか デイケアサービスに行って そこで 民謡を朗々と歌い上げて あらあ~ マサ子さん(仮名、85歳) お歌がお上手でございますのね~ って 言われたい。っていう 老後を見据えたこの人生プラン どうかね?と って事で はっちゃんと 一緒にyoutubeで 民謡。って検索して ソーラン節か何か聞いて真似してみたんだけど あれ できんわ。難しすぎる。後ろで (♪ハイ~ハイッ!)って 言ってる係りの人の真似すらできなかったもん。やはりことほど左様にどの道を選ぼうとも芸事の道は長く深くそして果てがないのであるのであるなあと思ったね。

それでは。