今日のネイルは金の指環なのかしら。
私解説者マサ子(仮名、39歳)は 独身独居であって 自他ともに認める 押しも押されぬ イ・キ・オ・ク・レ。 なんだけど イキオクレ。っていうのは 行くことを前提に 行くのが遅れた。って話であって <今まではちょっと アレだったんだが 将来的には別の話であって まだまだ これから行くのであってそのあの。>ていう事を前提にしている風情の言葉だけどさ わたしクラスになってくると 行くことが前提ってのも なんか 腑に落ちない部分もあるよね。むしろ イキオクレ。っていうより イッテナイ。とか イカナイ。とか そもそもそれ何の話?みたいな 感じがふさわしいと思うんだけど どうなんだろう。いやまあ そういうわけで <自分の結婚式。>とか<自分のウェディングドレス。>っていう妄想をあんまりした事が無わけで 想像すらした事が無いからこそ イキオクレ的事象が発生してんだと思うけど はっちゃんは私解説者マサ子(仮名、39歳)ほど 変人じゃないから ヒマに任せて そういう 妄想をしないわけでもないらしい。そんで マサ子さんも ほら 万が一これから 何があるかわかんないしさ どういう結婚式したいか言ってみなよ?って 言われてさ ちょっと 考えてみたんだけどさ 今更 恥ずかしながらこの年で 皆様をお呼びたてして ご祝儀頂いて 披露宴とかするんだったら もういっそのことあれだよね ホテルの宴会場かなんかで
練野マサ子(仮名、39歳) in 赤坂プリンス 鳳凰の間
~ 歌い継がれて30年 不死鳥リサイタルショー ~
みたいのをやる。最初は宝塚の大階段みたいのから 美空ひばりの不死鳥ドレスを着て降りて来る。よく演歌の歌手の人が新宿コマ劇場でやる歌謡ショー座長公演。とか 山口百恵の百恵ちゃん祭り。とか みたいな コントあり シリアスなお芝居あり 活劇ありの歌謡ショーであって やっぱ 最後は ドライアイスをたいて お色直しして百恵ちゃんの武道館のドレス来て出てきて わたし~ 幸せになります~ とか言って 白いマイクで何か最後の歌を歌って ゴンドラに乗って 帰ってく。みたいなの。まあ そういうリサイタルショーなんだが お気づきの通り 新郎は不在である。ていうかむしろ不要である。
それでは。