こんにちはー。今日はごりょんはん（社長）のネイルだよ。サイバー御寮人様の狂気の和装。
似たようなのはわたし解説者マサ子(仮名、38歳）の奇天烈・安土桃山ネイル。
ここだけの話だけど、はっちゃんは「お母さん子」だ。こないだ、私解説者マサ子(仮名、38歳）と好きな食べ物は何か？みたいな、小学生レベルの話をしていたのね。まあ、確かにさ「子ウサギのパイ包み」とか、「雲丹のジュレ」とか、「豚のリエット」とか、「フォアグラのパテ」とか最初は背のびしたりしてたんだけど、やっぱり最終的には語るに落ちるというか お里が知れるというか まあそりゃあんた お里も何も 雲丹のジュレも何も どう取り繕ってみても私なんか生まれも育ちも京浜地区、結構毛だらけ猫まっしぐら。道を歩けば顔が黒くなり鼻毛が伸びる工業地帯、町工場。従って、子ウサギのパイもなんもあったもんじゃなくて、結局の所 好きなものって言えば 「アツアツの新米のコシヒカリに筋子を埋めてほぐれたところをかき回して食べる筋子ごはん」とか、「ねちねちになるまで薬味と味噌を叩きに叩いた鯵のなめろう」とか、「絶妙にしまったしめ鯖」とか、「粉から作った水餃子」とか、「長崎県の枝付きの茂木枇杷」とか、「羽田の横山せんべい」とか、ちょっと奮発して「ヨックモックのシガール」とか、まあそういう事なわけだよ。で はっちゃん あんた 何好きなの？
う～ん
とひとしきり20秒くらい沈黙があって
うどのきんぴら！
って言った時は 椅子から転げ落ちるかと思ったよ。新婚さんいらっしゃいの分枝師匠だったら絶対に椅子から転げ落ちてたと思うよ。しかしはっちゃんは虚勢を張る気が無いのか というか、かっこつけようという気が無いのかというか むしろ日常的な家庭料理なら家庭料理で他にも何かあるだろうに、よりによって 何故、うどのきんぴら？
お母さんがこないだ作ってくれて すごいおいしかったんだよー！どんぶり2杯食べちゃったよー！
とか 言ってるし。あたし、うどって食べた事がないから、蕗との区別があまりついてなくて、尚且つセロリみたいなもんかな？程度の知識と想像力しかないわけ。小さい頃、これはきっと食べられないだろうなと思った食べず嫌いが継続して、食べた事が無いんだけど、御年38歳、押しも押されぬ大の大人になると たぶん 「うど」っていうのはわびさびがあって、とてもおいしいんじゃないかっていう気もする。今まで色々他に食べるものもあったしさ、それはそれで忙しくて、「うど」を食べてみようとか思いもしなかったし、あえて「うど」っていういぶし銀をピックアップするに至らなかったんだけど、きっと歯ごたえがあって苦味があるんだよね？セロリと蕗は火を通すと歯ごたえがなくなってぐにゃぐにゃするからあんまり好きじゃないけど、きっとその力強い響きからして「うど」には火を通そうとも歯ごたえが残ってそうな気がする。ゴボウの歯ごたえにセロリの苦み。的な食べ物を想像しているんだけど違うのかしら？なんかまだ人生で「うど」を食べたことがないし、まだ見ぬ想像だけの「うど」なんだけど、もう何か俄然食べてみたくてたまらないわけ。でも何かどうやって調理したらいいかわかんないから、私も母ちゃんに作ってもらおうと思う。母ちゃんー 見てるー？
それでは。
