ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2022-06-27

黄金虫の卵焼き

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。 今日のネイルはネイル解説者わたしのネイルだね。♪ものわすれーはー かねもちだー のBGMで今日のブログは書いている。だいたい何週間かまえにあげた同じネイルの写真を違う記事でアップしたりしている。いずれにしても今日は金銀の目玉焼きネイルである。


いやしかし。こないだも書いた通り。

人って結構傘無くしたりするじゃない。ほとんどなくすのがデフォルトっていう方もおられるくらいだし、たまには携帯を落として警察署に取りに行ってみたり、クレジットカードを落としてクレジットカード会社にカードをとめる電話をしてみたり とまあいろいろやらかしておらるるよね。ひどい人なんか財布落として、銀行やら何やらいろんなところに電話をしている。

しかし あまり聞かないのが

「家の鍵をなくした」。

じゃね?

以外と聞いたことがない。なぜだろう。わたしはそのうち自分の家の鍵を無くしたりしないのだろうかという芥川式ぼんやりとした不安を頭の片隅に抱えて生きてきたと言えなくもないのだが

ついに無くした。

いや〜 家の鍵なくすと大変だよ〜

しかも夜の12時に家に着いたら鍵がない。管理会社に電話をした何がどう間違って伝わったのか、警備員のお兄さんがやってこられた。とても良い方であるのではあるが、どう考えても警備員の人はマンションの共用部は開けられても、個人の部屋が開けられないのはどう考えても宇宙の定説である。

それで 結局開けられない、っていう結論を出すまでに1−2時間。

認定鍵こじ開け業者さんに電話をしようにも、折り返し電話がくるまで1時間。そっから何時に来れるかもわからないし、費用は5万円以上かかるだろうとおっしゃる。

その段階で3時を過ぎていたので、朝9時に管理会社の会社に押しかけてスペアキーを借りることにしたが、携帯の電源が切れそうだったので、半泣きでカラオケ館のおねえさんたちに

じゅじゅ 充電だけ・・ 歌う元気はありません・・

と申し伝えたところ、いやな顔ひとつせず、天使かヴィーナスのような笑顔で充電をさしてくださったのであって、おねえさんたちがしゃべるたびに口からダイヤモンドと金銀細工がまろび出てきて、末代まで幸せに暮らしてくださるようにお祈りする次第なのであるのであり、感謝とともにここにお伝えしたい次第であるのであった。

それでは。


2022-06-20

カルマと前世の比叡山

 a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルは夜の蝶々にして宝石の万華鏡ネイルだね。


さて。

人って酔っ払って傘なくしたりするよね。

あと携帯電話落としたりとか、財布タクシーの中に忘れてみたりして、銀行のキャッシュカードだとかクレジットカードを止めなきゃいけなくて面倒だ。

なんて話はよく聞く。

あと、電車の網棚に鞄を乗っけたら忘れたまま降りちゃったとかさ。

ネイル解説者のわたしはそういうことはないんだけど、今までの人生

(家の鍵をなくしたらめんどうだろうな 家の鍵をなくすのはいやだな

と思って生きてきたし 毎晩帰宅するたびにちゃんとかばんのなかに家の鍵があって安堵していたものであった。

そういったほのかなぼんやりとした不安by芥川。的なものはあったんだけど、リアルに想像してみたこともなかったし、それが本当に起こるなんて思わなかった。





ところがだよ ところが。

こないだ深夜0:00に帰宅したら鍵がなかった。

それで、マンションの管理会社に連絡したら色々な手違いがあったりして、結局鍵を開けられないまま4時になったので、もうしょうがない。とりあえず交番に行って遺失物届けしよう〜

と 思って交番に行ったわけだ。

もう 心身ともにぼろぼろ。

見たからにぼろぼろで 鍵がなくて家に入れていません みたいなことを申し上げるとお巡りさんも少し同情してくれる感じの雰囲気にならないこともない。

つい

前世でなんか悪いことでもして人でも殺したんでしょうか

って聞いたら

殺してたら鍵じゃすみません

と言われた。

たしかにそうかも。

でも比叡山の焼き討ちくらいはしたんじゃないかっていう記憶が捏造されてくるくらいには、前世でなんか悪いことしたんじゃないかと思ったよ。

それでは。

2022-06-13

威厳の大女王

 a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルは何百カラットもあるような・・っていう比喩が正しいのかどうかすらわからないけどとにかく大きな荘厳な宝石がたくさんついているようなネイルだね。


さて。

折に触れて申し上げているように、ネイル解説者のわたしは勤続二十数年清く正しくも美しい労働者同志として労働と納税に励んできたのだが、人生何があるかわからないもんで、キラキラ系外資系企業に転職したら転職に失敗したらしく矢弾尽き果て散るぞ哀しき。

で、休職してんのをいいことに、金髪にしている。基本、サングラスをかけることにもしている。サングラスとか帽子とかって習慣の問題なんだけど、会社いくわけじゃないし、革ジャンにサングラスである。鼻ピアスは顔レーザーする時に外すのめんどくさいからやめたった。本当はすごくしたい。

それで、まあ引き続き私ごとなんだけど、わりとネイル解説者のわたしは髪型の変遷が激しく、あと1月ほどでオカッパ。つまり、前髪以外はワンレングスになれる予定である。それで、金髪なのだが、ここはだね 前髪の厚みを厚くして、おかっぱをすこし前さがりにしてだね アイロンなので巻いてだね

アナウィンター

となって あたりを威圧するのだ。ぐあはあっはっっはー

と思って美容師さんとそれは実に良いアイディアであると意見が一致したのだけど、そのまえに職みつけろって。もうどんな威圧しても恐怖をあたえても

でも無職だろ?

でおわる秋の夕暮れ。

それでは。

2022-06-06

接吻と波

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルはクリムト風のネイルだね。




最初のクリムトはこんな感じだったんじゃないかな?原作に忠実。

しかしこの初号機の時から何年経ってるんだろう。下手したら10年ちかく経ってるんじゃないだろうか。光陰矢のごとし 寄せては返す寄る年波。

そんでさ 最近驚いたのがネイル解説者のわたしが何かの列に並んでいたのよ。無意識にふっと気がついたらお腹の前で両手を組んで列に並んでたよね。要はよく中川家の礼二さんが「お大阪のおばちゃんの立ち話」で、昭和の買い物かごをひじのあたりにかけて、両方の手のひらをお腹のうえにきっちりそろえて立ち話のコントしているけど、あれやわあれ。あれのリアル版。

なんで若いおじょうさんって お腹の前ので手そろえて立ち話せんの?ていうかいつからお腹の前で手をそろえるようになるんかね。

それでは。