ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2017-08-10

毛糸、鶏頭、プルメリア

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルは毛糸がほつれたようになっているネイルだね。



私解説者マサ子(仮名)が子供の頃は、昭和であった。

当然、デジタルカメラなど、ない。インターネットも、ない。

っは てれびもね!らずおもね!

の世界である。

従ってアイドル歌手などのファンは、「ネットで検索した画像を保存して・・」などということはできないので 駄菓子屋でブロマイドを買うのである。しかしあれ、よく考えるとただ ぱうちっ子しただけじゃね?とも思うけど まあ若い読者のお嬢さん方におかれては ぱうちっ子。がどこの子のことかわからないと思うので、会社の先輩に聞いてみよう。

それでまあ、最初はブロマイドで喜んでいたんだけどそのうち

「生写真」

というものがでてきた。

この「生」はどういう意味なのかちょっとよくわかりかねるのだけど、「ブロマイドのような印刷やコピーではなく、カメラマンが直接、現地に赴き生で、ライブで、聖子ちゃんの写真を撮影した、その有り難い写真をあなたは手にするのですよ。」という意味なのかとは思う。しかしそうであるとすると、雑誌の付録で「プルメリアの香り付き〜聖子ちゃんの生写真」とかいうおまけがついていたことがあったのだけど、あれはどういうことだったのだろうか。生写真風の印刷物ってだけだったんだろうか。

いやなに。

何でそんな事を思い出したかと言うと、こないだビルの中で前を歩いていたおねえさんが、この昔懐かしい昭和58年当時の聖子ちゃんの生写真に練り込まれていた「プルメリアの香り」をさせていたからなのである。人の嗅覚っていうのは恐ろしいもので、記憶と香りが一旦結びつくと、35年も前のことが、たった今の事のように脳みそから引き出されてくるよね。うわ〜このおねえさん、聖子ちゃんの生写真の匂いだ〜と 思ったもんね。ていうか 本当のプルメリアの匂いは嗅いだ事がないから どういう匂いなのかなーとも思うよね。

それでは。