a.m.s.恵比寿プレイスです。
このネイル、あたしは例によって頭が発酵してるから「秋の高原スカーフちゅるりら模様」かと思ったんだけども、製作者・古谷葉月に聞いたら違うんだって。サファリなんだって。
サロンではっちゃんにこれはスカーフの模様じゃなくてサファリだよ、って言われたその瞬間、顔てかてかにてからして報われない1週間の労働に肩落として姿勢悪くして目の下にクマつくって顎の下に吹き出物つくって、もへーっと煙草をふかしていたあたしの頭の中に突然一陣のサファリの熱風のつむじ風がぴゅー、砂埃がぶわっと舞い上がって目が痛くて、もわーー・・ぼわーん・・・ ・ぼわー・・
・・・・不毛の大地アフリカ。熱線と熱気とつむじ風で、サヴァンナの砂埃が舞い上がる村の中心の広場で、部族に伝わる闘いの踊りを踊る若い戦士の男たちと、豊穣を祈って男の踊りに呼応する処女、枯草に逃げ込むインパラを蹴散らして砂けむりをあげて、300キロ先の荘園とかプランテーションからサファリルックでジープに乗って現れて、一眼レフのカメラで若い戦士と処女の踊りを写真に取る美しいドイツの女、降臨。
なので今回はディートリッヒじゃなくてリーフェンシュタール。
それでは。