こんにちはー。今日のネイルはチューリップなのかパプリカなのか。
いつも例によって私解説者マサ子(仮名)の事などどうでも良いと思うけど 私解説者マサ子(仮名)の私事を綴るとすると 私解説者マサ子(仮名)は 小さい頃から好き嫌いが割とあるタイプである。
セロリ ピーマン 椎茸の類いなどもってのほかであった。
セロリはさ なんか出汁的な扱いを受けている事もあるから、ミネストローネとかああいうのにも結構いっぱい入ってるじゃない。セロリをがじがじ齧れ。と言われたら困るけど、まあ共存できる程度の関係ではある。ピーマンはパプリカを初めて食べたときに、パプリカとピーマンは大して違わなさそうなのに、パプリカだけ食べてピーマンを食べないというのはよく考えてみるとおかしいかもしれない。自分は差別をしていたかもしれない。と気がついたら、たがが外れたようにピーマンも食べられるようになった。
そこで椎茸ですよ 奥さん。
もうね 同じ部屋にいるのもいや 同じ空気を吸うのも嫌
生理的に受け付けない
とか そういうレベルだと思って40年。
交わる事の無い平行線のようにきっともう四十にもなっているわけだし、私解説者マサ子(仮名)のこの人生椎茸を食べる事はないであろう。と思っていたのだけど、なんか こないだ美味しいレストランに行ったら、生椎茸が出て来ていて、ここの椎茸ならもしかして食べられるかもしれない。と思って 食べたら
あれ うまいのな。
椎茸って。
ていうかそこで初めて気がついたのだけど、私解説者マサ子(仮名)が食べられないのは乾燥椎茸であって生椎茸ではなかった。40年経ってやっと気がついた。
生椎茸と乾燥椎茸程にも違うものはない。
あれを同じ名前の食品として考えるのは無理がある。乾燥無花果と生の無花果 冷凍蜜柑と蜜柑。コンビニのおにぎりとお母さんが握ったおにぎり。工場で作られてパック詰めされてスーパーで600円くらいで売られている何の深海魚か分からないにぎり寿司とアメリカの大統領が来日した時に行く銀座の寿司屋くらいの違いはある。そういうわけで、どうも 生椎茸、40年食わず嫌いだったらしい。壮大な勘違いをしていたよ。
それでは。