ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2012-03-09

幾何学の嵐 数学の色彩 内角の和は禁忌の悪夢

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちわー。今日はお久しぶりに幾何学ですな。これトラウマが蘇るよね。この黄色い部分の面積を求めよとか言われたら泣くよね。


わたし学校が大嫌だったのね。どのくらい嫌いかというと、高校を中退して早・・てか、ネイリストのはっちゃんは中退してないのね。このブログを書いている解説者のマサ子(仮名、37歳)が中退してんだけど、高校を中退して早23年経つっていうのに、未だに脳内ではトラウマになって残ってるみたいで、「学校に行かなければいけない悪夢」を御年37歳、未だに見て冷や汗かいて起きるわけね。でも、年くってきてるから、学校悪夢の内容も徐々に雪解けが見られる。10年くらい前までは、本気で学校に行かなきゃいけない夢で、行くしかなくて、学校に行っていた当時の暗い気持ちを夢の中で本気で再現して本気で暗い気持ちになってたんだけど、徐々に、なんだか、夢の中で制服が見つからなかったり、靴下が見つからなかったりし始めたのが5年くらい前かしら。それでその後、まあ備品が無いのは良いとして、どうも、自分でも この年で高校の制服着るってなんかタチの悪い熟女なんとかだろうか。とか、みんなが17歳なのにあたしだけお母さんみたいな年なのにこの制服着て高校行くのっておかしくないだろうか、とか、高校に行って制服着てんのに喫煙所で煙草吸ってもあたしだけいい年だから怒られないって変じゃね?とかそういう疑問が生まれ始めたのね。さらにここ2-3年は、あれ?あたし会社もいかなきゃいけないんだけど、学校と仕事どっち行けばいいんだ?てかそうそう何日も仕事休めないよね。みたいなことを考えてるわけ。で、曖昧に夢の中で学校に行ったり仕事に行ったりするんだけど、夢の中では最初は学校の優先度の方が高かったのに、どうもここ最近は仕事の方が優先度が高くて仕事の片手間に学校に行ったり、やっぱり結局仕事してて学校に行かなくなったりして、それで本当に最近は夢の中で

あれ?そもそもなんで学校って行くんだっけ?

という、決して持ってはならない疑問、訪ねてはならない質問、覆してはいけない常識、命題コア禁忌の核となるすべての始まりであり終わりであるところの奥底のぐつぐつ煮えくり返るマグマの命題・疑問に、御年37歳の女子高生であるところのマサ子(仮名)は、夢の中でやっとたどり着いた。長かったよ23年死んだはずだよお富さん東京だよおっかさん討たせて下され梶川殿。各々方ーーー。

・・ てか、東京だよ梶川殿じゃなくてよかった。で思い出したけど、うちの母ちゃんが社会人として働き始めた頃っていうのは昭和40年代の前半でまだ当時は社員旅行全盛で、社員旅行では宴会芸も全盛の時代だから、黙って耐えがたきを耐え下を向いて笑うに笑えず怒るに怒れず言うに言えず、諸先輩方の浪曲だの謡だのの宴会芸を鑑賞するっていう修行があったらしいのね。それ、今考えるとすごいおかしいと思うんだけど、マサ子の母当時23歳のヨネ子(仮名、現在64歳)をはじめとする花も恥じらう職場の花である新入社員のOLさんたちは、嘱託のおじいさんのえらい熱く感情移入した浪曲とか、お局様の大真面目な謡とかを下を向いてお通夜のように聞くという彼女達にとっては、苦痛でしかない慣習があったそうなのね。てか、あたしその話聞いて、むしろ次の人民大会(弊社の慰安行事)の宴席の宴もたけなわ大トリの宴会芸に出てきて浪曲とかうなって喝采を浴びたいと強く思ったよ。

まあ、そういうわけで話は元に戻るけど、大学も入った気がするし、そもそも自立して生活できる収入があるなら 別に 今更高校に行くっていうのも本末転倒七転八倒じゃね?ということに 最近やっと夢の中で気が付いて それなら別に学校行かなくてもいいじゃん!ママにそう言おう!

というところで最近は目が覚める。もっと早く気づけよアホと言いたい。やっぱりこのアホ具合が中退なんだろうなー。

それでは。