ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2024-02-26

金環惑星の還付

 a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルは金の指輪みたいな美しいネイルだね。



さて。

確定申告の季節である。

今ケンタッ⭐️キーが無性に食べたいのは 確定申告が今年もやってくる〜🎵 と頭の中で変換が間違ってしまったことに由来するかと思われるのであるのであるが、今年の確定申告は気持ちも足取りも軽い。

なぜなら 還付しかないからである。

還付、ですよ。還付。おかあさん あの還付。ATMに誘導されると必ず詐欺だとまで言われるあの還付。還付は空想の産物や都市伝説やましてや詐欺などではなく、存在するのだ。

というわけで 申告相談会に中間納付した証のお手紙を握りしめて行ったわけだ。

そしたらお揃いの税務署ジャンパーみたいなものを着たお兄さんが受付の際に色々とご質問をなさる。曰く

所得税ですか〜 とか

相続税ですか〜 とか

控除するものはありますか〜 とか

源泉徴収はしてますか〜 とか 

それで 

はい わかりました そちらへどうz・・

みたいなことをおっしゃりだすので お兄さんちょっとまってくださいなそうは問屋がおろしまへんでえこのネイル解説者わたしはほらこの通り中間納付をしており、今年は納付ではなく還付があるはずで

ということを お手紙と共に申し上げようとしたら 省略しすぎて

取り戻しに来たんです!

になってしまった。

You はShock! である。

でも わかってくださった。

それでは。


2024-02-19

惑星砂漠の夕暮れ

 a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルは砂漠の夕暮れのような美しいネイルだね。

さて。

何十年前も昔のことだけど、ネイル解説者のわたしはモロッコに旅行につれていってもらったことがあり、ワルサザードという町からサハラ砂漠御来光ツアー。みたいのに参加した。

ワルサザードはまさに人が住める限界地点にある街でそこから、朝四時に起きて真っ暗な中 荒地のようなところをジープででぶっ飛ばすのだ。

そして、どのくらいジープに乗ったかわからないが、朝日が登ってくる頃に突如出現するサハラ砂漠。

あれなんか急にでてくるのね。

街 → 荒地 → なんとなく 砂っぽい地面になる → なんとなく鳥取砂丘ぽくなる → 本格的にサハラ砂漠

みたいな感じて徐々に準備をしつつみんながイメージするサハラ砂漠になるのかと思ってたら

街 → 荒地 → いきなりサハラ砂漠登場

という風になる。

なんでサハラ砂漠が登場したかとわかるかというと、登山していて森林限界に達したように

突如サハラ砂漠が現れるからである。

ここが始まりです。と看板が建てられるくらいいきなり始まるのでとても怖い。ここから先は富士の樹海どころの騒ぎじゃなく、ひとりでふらふらと入っていったら命に関わるわけでしょ。それが はい。はじまり。みたいな感じでカジュアルに登場する。

そしてなぜ現れる。のがわかるかというと、それは平坦な砂地。なのではなくみなさんがイメージするサハラ砂漠の例のアレ。月の砂漠のシルエット。数十メートルある砂の山脈のうねうね。がいきなり氷山のように眼前に立ちはだかるのだ。

立ちはだかるのだ。

立ちはだかるのだ。

・・立ちはだk

え? なに? 登れっt  

え ちょ ま これのぼんの?

ていうか自衛隊でもあるまいし、湿気0の砂に足がズブズブ沈む数十メートルの砂の山をのぼるとか無理でしょ。それを越えないと本格的に御来光が見えない的なことらしいんだけど、途中で失神した。

普通におばあさんのツアー客とかすいすい登っていたけどあの方達は登山でもやってる方々だったのだろうか。

それでは。

2024-02-12

文房具と水玉のアフリカ鳥

 a.m.s. 恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルはネイル解説者わたしのネイルだね。思いの外なんだかかわいらしい。ネイルが。


さて。


ネイル解説者のわたしの家にはアフリカ土鳩であるところのヨウムちゃんがいる。

とにかくあることないこと良く喋る。

ただしクリエイティヴィティが働きすぎるきらいがあり

しあわせ (なら手を) たったこー! 

とか横着をする。

全部歌えるのは、自主練をしているのを聞いているから知っているのだけど、発表する段になると急に横着をしだす。

とはいえ、おはよう おやすみ いってきます などの行動を伴う言葉に比べて、歌というものはすべてが抽象的であるとも言える。例えば

「伊東に行くならハトヤ。電話は良い風呂。」

これはいかに知能が高いといえどもアフリカの鳥から見たらほぼ抽象名詞に近いわけで、ネイル解説者のわたしがロシア語の民謡を一言も間違え無いですべて歌ってくださいていうのと同じくらい難しいと思う。音で覚えるしかない。

なので

すでに鳥も最初から諦め気味で自主練から手を抜いている。曰く

🎵いと〜 (に行くなら) や !


文房具屋さんになっとるがな。

それでは。

2024-02-05

黄金の塔とはちみつラテ

こんにちはー。 今日のネイルは金と銀なのに古代民族文明を彷彿とさせるネイルだね。


しかしだ。

ネイル解説者のわたくしは、世を忍ぶ仮の姿として清く正しくも美しい労働者諸君にしてプロレタリアート同志なので、毎日毎日ぼくらは鉄板の上で業を煮詰めて寒天状になった業をところてんにして押し出したような業の塊にして上澄のようなバベルの塔と思しきビルで働いている。


バベルの塔の一階にはス⭐️ターバックスコーヒーがある。


このスタ⭐️バで働く女性店員さんの中に、その輝かんばかりの愛くるしさときたらディズニー映画に出てくるバンビや小鳥や兎もかくや。という方がおられ、さすがにここバベルの塔のス⭐️タバである。


ところが、この店員さんがすごい。


普通のお客さんには 


いらっしゃいませ こんにちは〜 


と言うのだけれど


首から会社のストラップをかけたお客さんには 


おつかれさまです〜 


と言う。他の店員さんはそんな区別はしていないから、彼女のルールなのだと思う。


まじシゴトできるし。ほんとえらいな。

その店員さんがすごいのは、お店にとっても彼女にとっても短期的には一文の得にもならない無料のオプションとかも、お客さんの様子と注文しているものをみて勧めているんだよね。

きっとすごい気が利くんだろうね。


まじシゴトできるわ〜 えらいわ〜 ねずみの夢の国どころか 一流ホテルのコンシェルジュとか レストランのメートルとか いやいや普通に一流営業になれんだろ

いやえらいわ〜

って いつも思う自分を平成初期のおじさんの上司みたいだなあっていつも思う。まあおじさんじゃないだけで事実たいがいそんなもんだからしょうがないんだけどね。


それでは、