なんかもうどうしてくれよう無性にサイダーが飲みたくなるんですけど。もう家に帰ってきてカオナシになっちゃったし、寒いしこれからコンビニ行くのめんどくさいよう。でも飲みたいよう。井戸水に冷やして飲みたいよう。暖っかい部屋できんきんに冷やしたのが飲みたいよう。はっちゃん 買うて来てー。こう、なんというの、ドクターペッパーとかジンジャーエールみたいな色付きのファンタにしてくれよみたいのじゃなくて、水色の透明の三ツ矢サイダーとか、ラムネ、とかああいうのが透明で水色で涼やかな炭酸が飲みたくなるネイル。
はっちゃんが買ってきてくれたラムネを飲み終わったら、げっぷがでるからそれまで油断をしたらだめで、げぷってげっぷが出たら、それから幸せにラムネの瓶を砂に埋める。3年くらいたって掘り出したら、きっとラムネの瓶の色は、磨りガラスみたいな煙った優しい色になって、角も取れて丸くなって、濃いも薄いも数ある中に。
テルヤマ紅葉という品種の紅葉があるわけでもないし、カエデヤ蔦という蔦の品種があるわけでもない、ましてや秋の夕日の中で食べる小芋薄芋など芋のおいしさについて歌っているのではない、ということに気が付いたのは結構遅くて小学校5年生くらいだったと思う。
それでは。