赤・青・白っていうのは、おフランスのトリコロールの色の組み合わせだなと思ってベレー帽とかフランスパンとかエッフェル塔とかコートダジュールでほっかむりをして自転車に乗る女優さんとか、例のピカソの縞のシャツとか例のバレーシューズとか、昔ヤマザキ春のパン祭りで集めたシールってトリコロールじゃなかったっけとか、おフランスの事を考えたんだけど、よく考えると赤・青・白のトリコロールって、フランスの専売特許ではないよねえ?だって、アメリカの国旗も、ロシアの国旗も、イギリスの国旗も、オランダの国旗も、マレーシアの国旗も(プラス黄色)、フィリピンの国旗も(プラス黄色)、みんな赤・青・白の3色だよね。
じゃあなんで、赤・青・白の3色はトリコロールで自由・平等・博愛でパリの香りがする気になるのか?なんでフランスには「お」をつけて「3色」じゃなくて「トリコロール」って言うのか?おイタリアって言わないし、トリコローレとも言わないのはなぜ?日本人の持つおフランス・コンプレックスていうのはいつから生まれたんだろうね?100年は遡れる気がする。この日本人の根深い「パリ=おしゃれ」の図式はいつごろから生まれたものなんだろうね。もうこれだけ豊かになりきってしまって、自分がどこに向かっているのかすらわからない良きにつけ悪しきにつけ超最先端国家になってしまうと、西洋人コンプレックスていうのもほとんどなくなって来ている気がするんだけどそれでもいやほんとパリジェンヌの方々の「無造作ヘアー」とかパリジェンヌの方々の「巻き物使い」みたいの見ると、まだまだ心底 ・・さすがパリジェンヌ・・はあ・・(口ぽかーん)みたいな気にもなってくる。パリジェンヌっていう一言が介在するだけで、一気に無造作と貧相とさりげないセンスと地味の基準がブレブレになるじゃないの。これは一体何なの?どういう教育なのかどういう刷り込みなのか。遡る原点はジェーン・バーキンなのか、バルドーなのか、ベルバラなのか。真性元祖日本の農村の村娘体型の不肖わたしマサ子(仮称36歳)はだいたい頭絶壁だから無造作ヘアとか無理だし。バレエシューズとかあれは足首に太いからはけないし。スカーフとか頭に巻いたら田植えでもすんのかと。首になんか巻くとスノーマンみたいになるよ。それでは。