ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2012-02-13

古谷葉月のロシア・アヴァンギャルド、パリから電報が来るの。

a.m.s.恵比寿プレイスです。

このネイル、なんだか「絵本ぽい感じ」という風にお聞きした気もするけど、水彩画というよりは大判の油絵に見えるし、色の組み合わせとかかすれ具合がロシアン・アヴァンギャルド風な感じに見える。まあ、そんなかっこいい言葉つかっちゃってマサ子さんあなたちょいと知性と教養があるみたいじゃないの。


いえいえ知性と教養は残念ながら全くなくって、人より多いのは体重と中退の回数だけなんだけど、こないだソ連についてしゃべくり散らかしてみたように、何を間違ったか大学の時にロシア語を専攻して敢え無く玉砕、白木の箱に入って中退したから、人よりロシア語を知ってるってことも全くないし、むしろ、一言も知らないんだけど、一言知ってるとすると、「ザ ワーシェ ズダローヴニェ」すなわち 健康に乾~~杯!なんだけど、それも、大学の時に学んだんではなく、社会人になって世界をマタに掛ける総合商社(の零細子会社)に勤務していた時に、ロシア人と飲む機会があって、部長が事前にマサ子ちゃん ロシア語で乾杯はザ ワーシェ ズダローヴニェやでぇ 覚えときなはれ て言うから覚えたのね。ロシア人、楽しかったよ。なんか、ほぼ英語の話せない人だったのに調子が乗ってきたらというか何杯か日本酒飲んで、ふと気が付いたら何かいやにニコニコし始めてて、頼んでもないのにイッキしてたはった。お互いのつたない英語での交流によると、日本でも・・・てか ・・ あれは・・ もうないのか?飲み会とかイッキのコールってあったじゃない?あれってまだこの世に存在してるのかしら?あれを何十種類もできると年がばれるよね。あたしはできないわよ。てかその、ロシアにもどうもイッキのコール的な「イッキの作法」ていうのがあるらしいんだよね。それも、お酒の飲み方に伝統がある国だから、そのロシアの方、「これはエカテリーナ2世方式で・・」みたいなことを言ってぐいぐい飲んでたんだけど、お互いの英語が曖昧なもんで、いまいち事実関係を確認できていない。実際のところ、そんな作法がかの国にあるんだろうか。

ちなみに、このネイルは右手の中指にボタンみたいのがくっついてるけど、ボタンは大小かわいいのから気持ち悪いのまで各種あって、ボタンに中身を入れることもできる。これは気持ち悪い方のボタン。


それでは。