ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2012-02-03

名誉ある撤退、子供と親の魅惑のファストフード

a.m.s.恵比寿プレイスです。

食べ物のネイルだね。思い返すと食べ物のネイルって、アイスとかクッキーが乗ってたりするようなやつとか、チョコが垂れてる模様とか、とかく甘い物が題材になってたような気がするけど、このネイルは甘い食べ物ではない。甘い食べ物じゃない食べ物のネイルってあんまりないよね?


わたし解説者マサ子(仮名、37歳)は、小さい頃ファストフードを食べさせてもらえなかったんだけど、やっぱり子供だからファストフードが大好きで、マクドナルドに年1回とかくらい連れて行ってもらって、ハンバーガーやフライドポテトを食べさせてもろうて、ヒィヒィ喜んでいたのね。文章が幸せそうに見えないかもしれないけど、結構幸せでしたよ。それだけならまだどこのご家庭にもある、「親と子供のファストフードをいかに食べさせないかいや食べたいバトル」の1つだと思うんだけど、私、今考えてもおかしいなと思うのが、子供だからマクドナルドだけじゃなくて、カップラーメンも食べたくてたまらなかったんだけど、これこそ厳しく年1回と取り決められていたわけね。では、年1回、いつ食べて良いか?ということになると、それは特別な日、すなわちあなた=マサ子の誕生日には、カップラーメンを食べてよろしいということになってね、まあここまではいいんだけど、この先どう論理がすり替わったのか、それでは、マサ子ちゃん誕生日プレゼントにカップラーメンを買ってあげる。ということになって、その当時もう名前が不確かでよく思い出せないんだけど確か、「メンコック」とか呼ばれる、カップ麺の醤油ラーメンがあったんだね。今でもそのナルトの味は覚えている。でさ、何を間違ったか誕生日にメンコック1杯買ってもらって、大層喜んで食べたよね。文章が幸せそうに見えないかもしれないけど、そりゃあもう幸せでしたよ。ただ、今考えると、何かどう考えても親との闘いに戦わずして負けているというか、誕生日プレゼントという年1回の大勝負に割り勘負けどころか、喜んで敵前逃亡して敵の前に腹だしてゴロゴロしているという自分はよっぽど・・・マヌケであると。これでは出世できないのも当然だ・・・。あわかった違う、これきっと名誉ある撤退とか転進とかいうやつでしょ?違うかな。

それでは。