パウルクレーなんかじゃないから うわなんかじゃないとかいっちゃった何様？ごめん許してごめんなさい。
これはあたし36歳解説者のネイルです。別にパウルクレーぽくしてくれとか言ってないよ。オーダー内容はモザイクぽくてタイルっぽくて剥げてひび割れて古びた感じにしてってお願いした。朽ちた教会の天井のフレスコ画、剥げた壁面のモザイク、床のタイル。スペインの14世紀の教会でもよろしいし、ロシアの農村のロシア教会の古ぼけたイコンでもいい。古谷葉月の「美術ネイル」。なんか はっちゃん針とか楊枝とかピンセットとか持ち出してきてたんだけど何してたんかいな。
まあとりあえずネイルアートじゃないから。美術だから。ネイルの世界のマジョリティーからは完全にあさっての方向向いてるけど、あさってこそがオレの生き方っていうかごめん単に落ちこぼれだった。
とにかく、誰もまだやったことがないネイルだと思うし、古谷葉月しかできないんじゃないかと思う。洋服には色々なスタイルの洋服がある。下着も最近は色々なのがあるけど、昔はどんなスタイルの服着てても下着はそれと関係なく変な小花の刺繍のついた白とかうすピンクとか肌色の下着しかなかったはず。なぜネイルはかわいいのとかっこいいのくらいしかないの？あたしかわいくないもん。かっこよくもないもん。かわいいネイルもかっこいいネイルも絶対絶対絶対しないもん。オレ、あさって人間なんだもん。中退なんだもん。少しは大人になれよ？36歳？・・ていう風にさ、あたしの赤裸のあいでんててーにそっと寄り添う王道からはドロップアウトしたネイルですみません。でもだって、そんな36歳人生一生反抗期中二病なのにかわいいネイルしなきゃいけないなんておかしいじゃん？中二病には中二病のネイルがあっていいはずだろう？
暑い時期に暑苦しく語っちゃってごめんあそばせね。
それでは。
