ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2014-02-17

古谷葉月の杜若ロック 壁画の潮騒的菖蒲

a.m.s.恵比寿プレイスです。

あら このネイルステキ。オレンジの部分に書いてあるのが植物なのか貝なのか その中間なのかわからないけど 耳元に近づければ潮騒が聞こえる。たぶん。

季節的にも春なのか、夏なのか、秋なのか、冬なのか、和風なのか洋風なのかわからなくて 脳みその襞が擽られて良いネイルだと思う。一瞬 昭和風でもある。そんで この花はわたし、<カンナ>の花に見えるんだよね。オレンジ色の部分がカンナの色に似ているからだと思うけど。当初 どうも頭の中で 杜若=カキツバタ を カンナの事だと勘違いしていて カキツバタって グーグル先生に聞いてみたら 思いっきり 菖蒲=アヤメ の花の画像が出てきて カキツバタをカンナと勘違いしていた事が 今日わかった。ていうか もっと詳しく言うと カキツバタとアヤメも別のものらしいけど もうそこまで来ると 業界の人しか違いはわからないんじゃないかと思うよね。そうでもないのかしら。わたし解説者マサ子(仮名、39歳)のお父ちゃん たけし(仮名、66歳)は 更に 病が深くて 花は <薔薇、紫陽花、菊、桜。>の他は全く 区別がつかない。なので うちのお母ちゃん トメ子(仮名、65歳)が旅行に行くので ベランダの花に水をあげてくれるように お父ちゃんにお願いする際には ゼラニウムの鉢、とかゴムの木の鉢、とか ジャスミンの鉢、とか言っても話が通じないので 一番右の白い鉢。とか その隣の茶色い鉢。とか 指示をしないとだめなのであって しかも ほら 適当に様子を見てあげた方が良さそうだったら あげておいて とかいう 主婦のおかん的な指示の出し方をしたら 僕はそういう事を言われてもわからないよ。とか言われてしまうありさまなので 茶色い鉢には1日1回。 鉢の下から水が出るまで。とかいう 明確な指示を出さなければならない。まあ 明確な指示を出すと 超大真面目に鉢の土が乾いていようと乾いていまいと1日1回定められた鉢に 鉢の下から水が出るまで 勤勉に水をやるわけである。良きことかな。

それでは。