a.m.s.恵比寿プレイスです。
私の子供の頃はスチュワーデスさんが美と富と権力のピラミッドの頂点に君臨してたような気がする。
で話は飛ぶけど、エルシュトシュタイン公国とかそいう名前のヨーロッパの王制を敷く公国があるとして、ブルボン王朝の分家ていうとなんだか急に田舎の分家の二男がみたくなるけど、まあきっと分家で、たぶんモナコの横らへんとか、ドイツとスイスとフランスの谷間とか飛び地らへんにある豊かな小国なわけ。カリオストロみたいな牧歌的な感じではなくて、エルシュトシュタイン公国は軍事中立国で金融大国でカジノもある。きっとランボルギーニの所有台数が世界一みたいな国じゃないかと思う。王妃もあんなクラリス姫みたいなションベンた・・じゃなくて年端もいかない少女じゃなくて、きっとプレイボーイで独身貴族を謳歌した皇太子(43歳)が国営放送のキャスター(27歳)を見初めて、国を挙げた挙式をして、全世界的にエルシュトシュタイン公国のフロリアーヌ王妃ブームが起こって、フロリアーヌ妃が結婚式でお召しになられたドレスはどこそこのドレスで、新婚旅行に行かれた際に首元に巻いていたスカーフとか、諸外国を外遊なされた際にお召しになられていたワンピースとかが飛ぶように売れて、フロリアーヌ妃の名前を冠した「フロリアーヌ」とかいう鞄がどっかのメゾン・ド・クチュールてかかばん屋?から発売されて売り切れになったりするわけだよね。ついめぞんと言えば西武池袋線沿線の一刻館の管理人さんなの忘れそうになった。エルシュトシュタイン公国のロイヤルファミリーは、みんな美男と美女でドバイのプライベートビーチでトップレスで日光浴して、如何わしいお薬らしき物体が横にあったとかなんとかを、セレブのパパラッチ雑誌に盗撮されて大スキャンダルになったりする。
で何が言いたいかっていうと、このネイルはエアライン、航空会社ぽい感じだと思うんだけど、北米とかアジアの新興エアラインじゃなくってさ、やっぱりヨーロッパのエアラインだと思うんだよね。それもみんなが機体の塗装を知っているような有名な航空会社じゃなくて、上に述べたような小さいけど国民も豊かで幸せなエルシュトシュタイン公国の航空会社でさ、きっとエルシュトシュタイン公国のスチュワーデスさんはみんな、金髪碧眼で、昔の西洋のエアラインのスチュワーデスさんみたいに、グレース・ケリーみたいに美しいんだよ。
初めて某北米のユナイテッドA社、通称人民輸送機に乗った時、驚いたよね。そりゃあたしだってただでさえ短い足を更に小さくコンパクトに折り畳んで水鳥かってくらいエコノミーで小さく丸まってまとまってるわけで、グレース・ケリーに接待してもらえるとは期待してないけど、少しくらいにっこりしてくれたっていいじゃん・・ そんな風に恐ろしくつまんなそうにガビガビのチキン、投げてよこさなくって・・ て 思ったよね。あとこないだ会社で30歳くらいの人に「羽田沖の事故あったじゃん?」て言ったら、「は?」って言われた。わからない読者の若いお嬢さんは、会社のお局様に聞いてみよう。あたし、結構大きくなるまで絶対「逆噴射」はオトナの言葉で言っちゃいけない言葉だと思ってたよ。
それでは。