ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2019-01-31

神秘皆既日蝕の召喚

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルはマヤ文明的なピラミッド的な生け贄が捧げられる祭壇からUFOを呼び出す的なネイルなのか。中二病的に何かを呼び出す紋様的なものなのか。



さて。

たしか何年か前に皆既日蝕があって、その時に私解説者マサ子(仮名)の竹馬の友よしみちゃん(仮名)が何か、黒いガラスを下さったのだった。

日蝕見たら?

みたいな。

よしみちゃん(仮名)はお子さんであるところのプリンスが2名おわせられるので、そういうガラスを買って家族で日蝕を見て教育効果を高める的な目的だったのだろうが 私解説者マサ子(仮名)は そこは44歳独身独居であり、たしかわざわざその時はその頂いたガラスを用いて皆既日蝕を見る事はしなかったのである。

そして時は巡り喜びも悲しみも幾年月。

たしかこないだ1月の頭に地味に部分日蝕があったんだよね。

で、しかも午前中か何かで見やすい時間だった。日蝕がある事は忘れていたし、しかも晴れの日じゃなくて曇っていたのだけど、何かこう、ふと。何かを感じて

私解説者マサ子(仮名)がベランダの外を見たら 

不穏ではないか。実に不穏である。

漂う一抹の不穏感。

風などが不吉に吹いており、薄暗い。

曇りだから薄暗いというのではなく、何やら妖しく薄暗く、鳥が木から飛び立ち からすなども宙を旋回しておる。

こ これは・・

アポカリプスにして黙示録。光と闇の戦士。・・来たれ堕天使 ルシファー  

うぬぅ ぐぬぬぅ・・ 俺の左手が疼く・・ ついにこの時が来たか ・・

と 

このように日蝕というのは部分日蝕であってもなんかこう実に一抹の世紀末感というか悪魔と死者が蘇る感というか 吸血鬼の館に近づいた時に というか近づいた事は無いのだけども、近づくとすると意味も無く風が吹いて 鳥が木から飛び立ち 館の上をからすなどが旋回したりしているけども そういう実に妖しい雰囲気が満載であり 私解説者マサ子(仮名)などの素人でさえ そのような雰囲気に気がつくわけだから、そりゃ動物は不安になって木から飛び立ったり旋回したりするだろうよ。

それはわかるとしてしかしなんであれ風吹くんだろうね。とよしみちゃん(仮名)に申し上げたところ

演出じゃね?

と 言われたので 日蝕の時に風吹くのはなんか不吉感の演出らしい。

そんで雰囲気的に察知して 今欠けてんじゃね?と思って 黒いガラスでのぞいてみたら実に綺麗にかけておって こりゃあ昔の人は本気で恐れたのも理解できるわ。という天晴な欠け具合であった。


それでは。