a.m.s.恵比寿プレイスです。
あのよく「無人島に持ってくCDとか本は何か?」ていう設問があるかと思んだけど、似たような質問で、もし、世の中の事実や宇宙のすべてを教えてくれる魔法の鏡があったら何を聞くかね?
順当に行けば、わたしはわたしのばあちゃんより後に冥途に行くことになるので、最近は世間の様子が昔と違ってきたから、ばあちゃんに わたしが冥途に行ったら50年後に世間の様子がどうなったか 教えてあげると言ったら、ああそうだね。そうしてね。と言われた。冥途には、すでに沢山の方々がおられると思うので、ばあちゃんを探すのも一苦労だと思うんだけど、誰か係の人がいて、係の人に聞けばばあちゃんがどこにいるのか教えてくれるのかな。そういうわけで、未来は鏡さんから聞かなくても時がたてば自分でわかるし、自分がどうやって死ぬのかも、どのくらい生きるのかも知らなくて良い気がする。
そうなると、魔法の鏡に聞きたい事も限られてくる。別に三つだけしか聞いちゃいけないとか金と銀のどっちか選ばなきゃいけないとかカエルと接吻するとかそういう制限はなかったよね?
1.もっと壮大な質問をしてみる。
鏡よ鏡よ鏡さん 宇宙が始まる前は何があったのですか?
問題は、たぶん答えを言われてもこっちが理解できないことにある。だって 何ものうございました とか言われたら 何もないってどういうことじゃワレボケわかりやすく説明せんかワレとかそういうことになる。逆切れされても鏡さんも困ると思うし。
2.もっと身近な質問をしてみる。
鏡よ鏡よ鏡さん 上司が何もしてないんですけどいいんですか?
問題は、たぶんインターネットの教えて!知恵袋!とかと違って、鏡さんは普遍の宇宙の定理としての答えを教えてくれるわけだから、いいのでございます って 言われたら こっちが困る。いいわけねえだろボケ!みたいな宇宙の定説に真っ向から挑みかかる必要が出てくる。
なので、自分の答えが正しいことを確認するために鏡に問いかけるのならばいいけれども、そうじゃない場合はまさに白雪姫の継母、鬼の形相で ゴルアー!ばりーーん!(鏡さん クリスタルの灰皿が飛んできて叩き割られる) 姫の肝臓とってこいやー!行ってこいやー!みたいな、もんどりうって地獄の油が煮えくり返って、全知全能の宇宙の定説に闘いを挑む必要が出てくるので、やっぱり、鏡とハサミは使いよう、猫と煙は高いとこが好き。ということかと思います。わたしもわりと高いとこ好きです。
それでは。