ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2018-12-04

迷走威嚇ラブアンドピース期

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルは薔薇の花が咲くネイルだね。


私解説者マサ子(仮名)は最近色々とファッションを改造している。と言えば聞こえは良いが まあまた色々迷走している。もう迷走がライフワークなんだと思う。

またぞろ迷走を開始するに至ったのもこないだおそらく50歳を超えていると思われる気合いの入った西洋人の女性を拝見し思うところがあり

即ち 

やっぱし威嚇って大事だな。

と 思ったからなんだけども、やはり 1.に威嚇 2.に威嚇 3.4.に化粧で5.にピンヒール。である。これを東洋人女性が美魔女的要件を排除して実践するにはなかなかにハードルが高い課題なのだがなせばなる。なさねばならぬ。

しかし私解説者マサ子(仮名)も四十をとうに超えて ファッションも一回りどころか二周り三周りは周回にヘアピンカーブを重ね 色々繰り返している気がして来た。まずだいたい20歳くらいの頃は私解説者マサ子(仮名)とて番茶も出花でありしかも時は90年代まっさかりであり毎朝毎朝化粧に60分かけ髪巻いて

シンディークロフォード。

みたいな髪型しとった。愛読書JJ。道長的ミッチー期。即ち望月のかけたることもなしと思へば。

そんで20代後半まではなんとなーくそれ的OLさん的路線だったように思うのだけど 30歳も超えると 

はて。

しっかしなんか似合わねーな。

みたいな事になって色々と迷走が始まる。

暗黒ロハス期の幕開けである。

多くは語るめえ。

とにかくそのようにしてビーガンを数年やって玄米ばっか喰って7キロ太ったり、髪をヘナで染めてみたり自分で化粧品作ったりヨガやってみたりした時代を経て三十代も半ばにさしかかり

しかしまたこりゃあんた冷静になってよくよく考えてみっと誰がどのツラさげてロハスやねん あかんでこりゃ

みたいな気づきを得て、更なる逆噴射とダッチロールとタッチアンドゴーを重ね、金髪マッシュルームカットにしてコムデギャルソンを着てみたりする遅咲きの服飾専門学校の学生みたいな時代を経由し 転職したらさすがに金髪マッシュルームはいかんので とりあえずオノヨーコみたいな髪型にしよう。ラブアンドピース。と思ったんだけど 服飾専門学生期にしてもラブアンドピース期にしても所詮化粧はしないしハイヒールも不要である。

でもあなた奥さん。

ここ最近ご苦労が多いのか加齢的アレなのか、大量に白髪とか出て来るし、ナチュラルなのかラブアンドピースなのか小汚ねえのかさっぱりわからねえなあ。みたいな結論に至りやはりここは緊褌一番、威嚇が肝要である。と思ったんだが まあ要は定期的にエリマキトカゲが盗んだバイクで走り出す。みたいな事象だよね。

それでは。