ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2018-10-02

古谷葉月の伊勢佐木あたり

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルは私解説者マサ子(仮名)のネイルだよ。


しかしだ。

はっちゃんにネイルをやってもらいながら、とりとめも無い話をしている。先般、そんな気合いを入れて化粧を直さなければいけないような用事なんてないのに、何故ゆえにいまだにポーチに大量に化粧品を入れて会社に持って行っているのか。みたいな話を書いたんだけど、はっちゃんに至っては、ジップロック。であるそうな。ジップロックにリップクリームか何かが入っているらしい。たしかに、それで十分だ。



それで、お年をお召して来ると化粧のノリとか悪くなるし、塗れば塗るだけ変な溝とかに変にファンデーションが溜まって汚くなるだけだから、化粧なんかやめちまえ。みたいな話をしてたんだけど、やめちまえ。も何も、そもそもはっちゃんも私解説者マサ子(仮名)も化粧なんかしちゃいない。誰に言っているのだか。

そんではっちゃんのたもうて曰く

塗れば塗るだけ平面になるんだよー!意味ないんだよー!

とか よくわからないことをおっしゃっておられたのだが、確かにむかしはっちゃんが化粧をしているその行程をずっと見ていた事があるんだけども せっせせっせと何やら、これは花魁メイクだとか何とか言いながら、ぱたぱた叩いたり塗ったり刷毛でどうとかしたりしているんだけど、確かに 塗れば塗る程 私解説者マサ子(仮名)から見ても着々と平面化が進んでおられたようにお見受けしたものである。

それで翻って私解説者マサ子(仮名)なのだが、何かたまに周期的に昔取った杵柄的なもんなのか何なのか、がっつり化粧がしたくなる。しかし、私解説者マサ子(仮名)の場合は、自慢じゃないが平面化なぞしない。塗れば塗るだけ、叩けば叩くだけ、刷毛でどうとかすればするだけ、魚はあぶったイカで良くなって来て、あなた知ってる港ヨコハマ。伊勢佐木辺りに灯りが灯り始めるのである。


そんなわけで はっちゃんには あんたは化粧をするとニューハーフラウンジのママみたくなるからそんな顔で会社に行くなと言われてるんだけど それでもたまには化粧がしたいんだよ!と申し上げると じゃあ何で化粧がしたいのか。とはっちゃんが問う。

・・

ん?まあ 

そりゃあれだ。威嚇だよ 威嚇。脅し。まずはおどかすんだよ。色々おどかさないと。

おどかしてどうするのー!

と 言われたけど しょうがないよね えりまきとかげとか孔雀とか、鶏の閧の声とか 鸚鵡のトサカと同じで、それが野性の私解説者マサ子(仮名)の習性だからさ。てか、自分、雄なのか?

それでは。