ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2018-09-25

古谷葉月の危機管理舞踏会

a.m.s.恵比寿プレイスです。

今日のネイルはもうすこしで、ぴきぴきぴきっとクラックしちゃいそうな割れてしまって真っ逆さまに落ちてはーどっこい。になりそうである。危険である。堕天使になってしまいそうである。


さて。私解説者マサ子(仮名)の実家・山川家(仮名)には、長年舞踏会問題、と呼ばれる問題がある。つまり、私解説者マサ子(仮名)の母トメ子(仮名)が(呼ばれてもいないのに)

ウィーンの舞踏会に呼ばれたら あれは あれかしら 何を着ていけばいいのかしら

とか

春の園遊会に呼ばれたら あれもあれよねえ 何着ていけばよいのかしら

とか

お父さんがノーベル賞とったら あれなんか晩餐会みたいのあるけどあれは何を着ていけばよいのかねえ

みたいな 無駄な心配をして妄想の翼を広げてお過ごしになられているご様子。

のことなのであるが。

今日私解説者マサ子(仮名)が会社にいたら、隣の席の ゆうこちゃん(仮名)が、化粧なんかほとんどしていなさそうに見えるのに、結構大きい化粧ポーチを広げて、中身を全部ぶちまけて整理していたのだけど、あんたほんまにその化粧にその道具とその工程が必要なんかいな。というくらいたくさん化粧品と道具を持っておられた。

ので、

ゆうこちゃん(仮名)化粧薄いけど いっぱいもってんだね

といったら 

そうなんですよ 何でなんでしょうね

みたいな話になり これは

舞踏会リスクに備えているのではないか?

という事になった。

つまり あれだ

会社で働いていて準備もしていないのに、急に夕方くらいに舞踏会に誘われたら困る。というリスクである。そうなると困るので、備えとして色々ポーチに入っているのだが、考えてみると今迄特段舞踏会に誘われた事はない。まあ、会社という処で働いて20年くらいたつし、毎日大きなポーチに色々いれて出社しているけれども、過去20年、特段急に舞踏会に誘われてしまって、化粧品の入ったポーチを持っていなくて化粧を直せなくて困った経験はないし、それを鑑みると、将来の保証はできないというものの、今後とも舞踏会に誘われる事もなさそうじゃね?

という話なのであるが、ゆうこちゃん(仮名)曰く

あれじゃないですかね ついくせで20代の頃に数合わせで呼ばれた合コンみたいなやつに備えてんじゃないすかね 

みたいな話なんだが、今となっては数合わせで呼ばれる合コンよりもむしろ舞踏会に誘われる可能性の方があるんじゃないか。と思われる程にも数合わせで合コンに呼ばれるリスクの方が低い訳で、そうするともうポーチいらなくね?って話である。何のリスクに備えているのかさっぱりわからんちんである。もしかしてあれか?舞踏会じゃなくて武闘会なのか?それが一番誘われる可能性が高そうな気もする。

それでは