ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2015-07-03

精緻と微細の加工

a.m.s.恵比寿プレイスです。

いやー お嬢さん方。もう足のネイルの季節ですな。フレッシュフレッシュフレッシュと夏の扉が開く季節がやって来た。何の事だかわからない若い読者のお嬢さん方におかれては 会社の諸先輩方に聞いてみよう。


しかし はっちゃんも よくこんなに細かくて細い線を綺麗に描くものだと 毎度感心するよね。でも 線描く時って失敗できないから ものすごい集中して細心の注意を払って描くために 息止めてるから 書き終わると はっちゃん

ぶは〜〜〜〜〜っ

って 言うよね。

実におつかれ様な事でござる。

しかし 私解説者マサ子(仮名)も こう見えて ものすごく慎重なのである。まあ私解説者マサ子(仮名)の事はどうでもいいかもしれないけど これも何かのご縁と思って 聞いて行って欲しいのだけども 慎重な事で得をした事や自慢する事の一つに 転ばずに自転車に乗れるようになった。というのがある。

もうとにかく 痛いのとか無理。あと 怖いのとかも無理。

というわけで 小さい頃に 補助輪なしで自転車に乗れるようにする練習って 大抵お母さんとかお父さんに荷台を押さえてもらって練習するじゃない?でも あの人たちも随分とひどいもんで 知らないうちに勝手に荷台を離したりするから 子供はすっころぶわけだ。私解説者マサ子(仮名)は とにかく 痛いのとか 怖いのとか無理なので 一度荷台を押さえるのが面倒くさくなった お母さんの出来心と裏切りにあって荷台を抑える手を離される。という事があって以来ひどい疑心暗鬼に苛まれて 1m進んでは後ろを振り返り 1.5m進んでは後ろをチラチラ盗み見る。という癖がついてしまって あんた黄泉の国に奥さん連れ帰る系の神話だったら即効アウトだわー。という状態になってしまった。そんなこんなで ほとんどスピードは出ないわ 後ろはお父さんが常に荷台を押さえているは よろよろするわ チラチラ後ろは振り返るわ 楽しくないわ すぐ練習はやめてしまうわ。で 小学校1年生にあがっても 自転車が乗れなくて クラスでも補助輪無しの自転車に乗れないのが 自分一人・・。くらいになった段階で かえって 焦りがなくなったのが良かったんだろうかね。

ある日突然 すごく性格の良い ひろみちゃん(仮名)が ばかにする事も無く 自転車乗ろうよー って 自分は補助輪なしの自転車に乗って 誘って来て それで私解説者マサ子(仮名)もその気になって 自転車乗ったら なんか 憑き物が落ちたように 乗れるようになっていた。つまり その日、ある日突然 ある瞬間から 自転車に乗れるようになっちゃったみたいで 皆さんがご苦労されて 転んだり 泣いたり 擦りむいたりして 血と汗と涙のにじむ鍛錬を重ねた結果 補助輪無し自転車に乗れるようになるところ 一度も転ぶ事なく自転車に乗れるようになっていた。そういうわけで 転ぶのいやだから スキーとか スノボとか 縁がないよね。あれこそ ほっといたら ある日突然すいすい滑れるようになるもんじゃないだろうし。
 
それでは。