これは、芍薬色の牡丹の花とか、真っ逆さまに落ちる孔雀と同じシリーズのグラデーションがベースだね。素直にグラデーションて言えよお前マサ子(仮名、37歳解説者)もう少し素直になれよていうかもう今更素直になんかなってられっか。八つ当たり。
全体的に、好奇心は燃えんと欲す?てか山青くして花燃えんと欲すの燃えはどっちかていうと花は萌えんと欲すにした方がしっくりこないか?てあたしに言われても杜甫さんも困るよね。ごめん。でも国破れてマンガあり。もしっくり来るよね。少なくとも、このネイルでは何だか春期発動機的にもやもやぽっぽとして、顔を赤らめながら好奇心に満ち満ちて、花は萌えんと欲すな気がする。
しかし好奇心ていうのは恐ろしいもんで、わたし解説者マサ子37歳(仮名)にも、20代だったころがあってさ、今考えると怖いもんなかったような気がするんだけど、おそらく50歳になって今の37歳を振り返れば、同じように怖いもんなかったなあの頃私は若かったとか言うんだろうけども、まあとにかく若さって恐ろしいもんで、たしか24-5歳の頃のことだと思う。飲み会があった。昔ある所に。てかまあ飲み会があった。それで、その飲み会では当時の私が最少年齢で、最高年齢の人たちは35歳くらいで色々な年の人がいっぱい集まっていたんだね。で、誰かがチョコの差し入れをしてくれたんだね。そんで、その時飲み会にいた当時35歳くらいの男の人が
ほらマサ子ちゃん あの人たち(35歳くらいの未婚の女の人たちがまとまってる席)のとこいって このチョコ食べると結婚できますよーって 言ってきなよ。
って 私に言ったわけ。で、あたしそのままその席に行って
このチョコ食べると結婚できるらしいから いかがっすかー!
とか言って そのああああ、げに恐ろしきかな 35歳くらいの未婚の女の人たち(酔っ払い)の集団に マサ子24歳は申し上げたわけだよ。
女人答えて曰く、こんなんじゃ 足りないわよーばか!あっはっはー!
いやもう 二の句が継げないってこのことかと。
~~もよーん ☆ ぽわーん ☆~~
時はめぐって幾星霜、マサ子32歳の事だった。会社で出張に行った男の人がみんなにお土産つって、まんじゅう買うて来てくれてね、あたしの後ろのミーティングコーナーに置いておいてくれたんだけど、それが
縁結び饅頭
だったんだね。その会社の男の人 ご丁寧に マサ子さん お土産買ってきたから ほら縁結び饅頭!食って食ってとか言って 私にくれたんだけど あたし 全然 そんな 自分が仕出かした過去のチョコの事件の事なんかすっかり 忘れて 自然に素で
ばか野郎、気が利かないね 1個や2個じゃ足りないんだよ
ダースで買ってこい。
って 言ってたよね。まあその教訓としては、人に二の句を継げなくさせる事を1-マイナス縁結び饅頭という単位で呼びたい。あとなんというの、縁結び饅頭も買ってきてもらえるうちが華ですから文句を言わず鱈腹食っておけと。社是、食える時に食っとけ。
それでは。