ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2018-06-12

春は名のみの眼鏡

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルは春は名のみの春眠を暁を覚えず的なマーブルピンクだね。



さて、私解説者マサ子(仮名)、どうも最近よく見えなくて困る。

いやなに。

きっとスマホの見過ぎだよ〜

とか

疲れてるんだよ〜

とか みんな慰めてくれるけど それにしてはいやに見えなすぎる。まあどうせ近眼だしね 老眼になったところで 何か減るもんじゃなし構わない。

しかしさ 最近おしゃれだて眼鏡みたいのかけてるんだけどさ 小部屋で議論などしていて 熱弁をふるったりなんかすると 興奮して来て目の周りから水蒸気が出るんだかなんだか 所謂ひとつの「めがね曇っちゃった。」という昭和的事象が発生する。


従って、小部屋で熱弁を振るう前には 眼鏡をはずして 机の上においてから あるいは 眼鏡をはずして片手に持ったまま 熱弁を振るうようにしてんだけど どうも その眼鏡をはずして机の上においてから あるいは 眼鏡をはずして片手にもったまま熱弁を振るう。っていうその仕草がどうにもこうにも 

老眼外してるっぽい

感じがぬぐえない。

別に若い人が眼鏡をはずす仕草って老眼っぽさは無いと思うし むしろ若い人って一旦かけた眼鏡はそうそう昼間にかけたり外したりするもんじゃないよね。

昼間に眼鏡かけたりはずしたりはずしたりかけたりするのは老眼に限るよね。しかし若い人が何回眼鏡をかけたりはずしたりはずしたりかけたりしたところで老眼ぽさは醸し出されないのに、私解説者マサ子(仮名)くらいになってくると 眼鏡をかけたり外したりするところにも いっちょまえに、書類の確認をお願いしたら眼鏡を額の上に乗っけて裸眼で書類を読もうと努力するおっさんみたいな実に良い感じの無駄な熟練感が醸し出され、いっちょ前に大人っぽい仕草なのであるのである。渋い。我ながら渋すぎる。昼間に眼鏡をかけたりはずしたりしてからが狸おやじの始まりであり、私解説者マサ子(仮名)もいよいよ豆狸から脱却して小狸くらいにはなってきたらしく 狸汁などにされないように緊褌一番気を引き締めて参りたいところであるのであるのである。

それでは。