こんにちはー。今日のネイルは 宝石っぽい感じだね。私解説者マサ子(仮名)は 着々とばばあになる準備をしている。というか まあ 20代のお嬢さん方からみたら 十分に今でもばばあ。なのかもしれないけども まだばばあ初級の洟垂れ嬢ちゃんくらいであるので ここからいかに ばばあ中級からプロ級。へ華麗なる転身を遂げるか 勝負がかかっているのである。
誰もそんな勝負に興味はないと思うけども 取り急ぎ述べてみると やはり 宝飾品をじゃらじゃら付けるべきだと思うのね。しかも シルバーではなくて ゴールドと石の宝飾品を付けるべきなのだが これはやすもん。を付けるとおかしなことになるので いくらお金があっても足りない。そういうわけで 帽子でもかぶろうかね。ってことで 私解説者マサ子(仮名)は 今迄の人生で 帽子とサングラスは身につける習慣がなかったのだけど ここは緊褌一番 ボルサリーノでもかぶればいいのかな?というか 帽子はボルサリーノしか知らないので ボルサリーノを ねちねちと ネットで調べる。
しかし あれだな。
日本人。というか アジア人の男性でボルサリーノとタキシードが似合う人はなかなかおらんね。これは もうあれだ 西洋人で羽織袴が似合う人がなかなかいないのと 同じなので 仕方が無い事であり やはり はっちゃんには いつも ばかにされて
ほれ あの マサ子(仮名)さんが 好きな人・・
って 言われんだけど 三船敏郎は 日本人なのにボルサリーノもタキシードも似合うからやっぱり 世界のミフネ。なんだと思うよね。だいたい 普通の人はタキシード来たら ぴんから兄弟。とか キャバレーの呼び込み。みたいになるじゃないの。でもまあ 私解説者マサ子(仮名)も ボーダーのシャツにスニーカーとか 着ちゃうからな。人の事言えないよね。まちがえなく ジェーンバーキンじゃなくて ウメヅ先生になってるもんね。
まあ そういうわけで 私解説者マサ子(仮名)は イタリア語を習ってるんだけど ロベルト先生(仮名41歳)は 真冬になると
アー サムサム
とか 言われて ツバの無い毛糸の帽子をおかぶりになる。
つまり あれだ。
寒冷地の漁港で働いている漁師のお父さん。とか 建設現場でたき火にあたっている土木作業員お父さん。とか ビートたけしのアルプス工業とか。良くてロッキーがトレーニング中に凍った肉をぺちぺち殴っている時に かぶっている例のニット帽である。
あれを見た時 私解説者マサ子(仮名)は驚いたね。
その帽子が ・・
その帽子が・・
ギャグにならない。
その毛糸の帽子を被って 鬼瓦権造。にならない人初めて見た。
実によく似合っておられる。
ロベルト先生(仮名) そ その 帽子 似合いますね・・
と 申し上げるのが精一杯であり 何も事情をご存知でないロベルト先生(仮名)は
アリガトウゴザイマスー
と おっしゃっておられたが 私解説者マサ子(仮名)が そのニット帽をかぶると 間違えなく 漁港の隣でニット帽をかぶって長靴をはいてワカメを仕分けしているお母さん。になると思うの。
まあ そういうわけで 帽子っていうのも 東洋人にとっては 似合うの見つけるの なかなか 難しいなーと思ったわけだね。昔の韓国の宮廷の人がかぶってたみたいのならいいのかしら。
それでは。