ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2015-01-19

古谷葉月の山門の弟六夜 

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルは 御寮人様 というかまあ ウチの社長のネイルだね。このネイルに書いてあるものは 般若なの?って はっちゃんに 聞いたら 違うよー 仁王様だよー って 言われた。


たしかに。押しも押されぬ 阿吽の呼吸になっておる。


そんな 話から はっちゃんと しかし般若のお面て言うのは 何であんなに 怖いのかねー っていう話になった。あれ、もう 悪意を持って怖がらせようとしているとしか 思えない程怖い顔していると思うの。あれ作った昔の人って もういかに人を怖がらせる造形を作るか。って言う事に 心血を注いでるよね。なんつーの。たぶん 現代で言うところの リングの貞子みたいなもんでさ もうとにかく どんな手だてを使っても どんな見た目になっても人を恐ろしがらせる事を目的に存在しているとしか 思えない。だってさ 私解説者マサ子(仮名)はさ 小学校3年生くらいの頃に おじいさんとおばあさんの農村の田舎の親戚のお家に遊びに行ったらさ 新築したばかりの豪邸でさ 部屋がいくつもあって 縁側もあって 庭もあって 庭の裏には延々と水田が続いており 家も庭も清潔に保たれ 実に綺麗で清潔で大きい日本家屋。だったんだけど さて じゃあ子供は早く寝なさい。とか言われて 二階のお部屋に案内されたのは良いんだけど 床の間に 白い般若がかかってるんだよ。こわー。怨霊そのもののような顔をして 微動だにせずこちらを見つめる般若。電気を消せば怖くないでしょー?とか言われて 電気消されてしまったんだが あんた 怖くないどころか 闇夜に般若の白い顔が浮き上がっておりますがな。ムリー。ムリムリー。小学校3年生にはあんたそりゃ色々無理だった。小さい頃は割と布団に入るとすぐ寝れていた方だと思うんだけど 20分くらいで 這々の体で起き出して すみません。オバサン。般若が怖くて寝れませんので どかしてください。と お願いして 般若をどっかにもっていってもらった記憶がある。もうね あとでバカにされるだろうなー とか そういう駆け引きに早々に負けるくらい おっそろしい顔してるんですから 般若。どかしてもらったら クーラーもきいていて気持ちよくて ぐーすか寝れた。

それでは。